幼馴染が人妻好きだから私の愚行を許してくれ【桂小太郎】

第31話 テスト期間 ページ32

「悪魔の期間だ」


「リビングは俺達だけだもんな」



テスト期間初日、リビングで高杉と銀時が呟く。


Aと桂は部屋に篭もりテスト勉強。そのためリビングには彼等しかいなかった。




「…勉強のやる気でねえしマ〇カーでもやるか」



「そうだな」




そう言い高杉はテレビの横にあるウェイの電源を入れリモコンを取り出す。



そこでふと気がつく。いつものノリで4本取り出してしまった。



はぁ、とため息をつき青とピンクのリモコンをしまった。




「よし、じゃあお前ピーチな」




「は？ざけんなお前、じゃあお前リセットさんだからな」




「銀時それゲーム違うぞ」




結局いつも通り銀時がルイージ、高杉がクッパになった。



(ちなみに桂はマリオ、Aはテレサ)





「因縁のレインボーロードな」



「いつやってもクッパが勝つんだよ」



「死ね」




そんな他愛もない(？)会話をし、レースをして行く。



「そういやーさ、ヅラにAについて軽く話したんだけどよ。もう一押しなんだよなあ……



彼氏さん何か助言ない？」




「彼氏っつっても無理矢理させられただけだぞ？お前らとそこまで変わんねえよ」




「そーゆーもんかねえ…けどまぁ、ヅラに何が言っといてくんね？


あいつがAのこと意識してるのは確かだから」




「…へぇ…」




ニヤリ、と高杉は口角を上げた。



「晋助お前よからぬ事を…」




「気の所為だ。最終的には2人のためになるさ。

ほら続きやるぞ」





そうして2人は勉強することなく2人で一晩を過ごし、遅刻することになる。




松陽先生に殺戮拳骨を喰らうのは別のお話

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