『最近、笠松先輩に彼女ができたと聞いたんです…どこぞの女じゃぁぁぁぁ！！！』笠「お前だよ！！！」『……ハッ！私か！』【笠松 幸男】

▽「初デート 2」 ページ8

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歩くこと数分。

笠松先輩の家へ到着した。






『予想通り綺麗ですね』


笠「予想通りってなんだよ」


『私の部屋の２倍は綺麗です』


笠「…お前の部屋は絶対行きたくねぇな」





笠松先輩のお家は、シンプルで綺麗な家。

無駄なものがない感じ。





『何します？』


笠「ゲームでもするか？」


『はい！』





笠松先輩が取り出したのはマ○オカート。

これ、昔ハマったなー。





『私、強いですよ！』


笠「俺も負けねぇぞ」





-数分後-





『クソ！マ○オがうざい！やめて！甲羅投げないで！』


笠「うるせぇ！集中できねぇだろ！」


『私は、マ○オを潰すことに専念します！』


笠「専念するな！ゴールしろ！」





そんなこんなで気づいたら三時間もやってました。

マ○オは手強かった。

地味にキ○ピオも嫌だった。





笠「飲み物持ってくるから待ってろ」


『はーい』





てか、こんなんでいいの！？

ゲームして早三時間経ったけど！



ラブハプニング起きてないんだけど！





『やばいぞ！お家デートなのにやばいぞ！』





少女漫画だと、こういうとき危ないフラグがたつもんだよね。

でも、私にはまだ早い！


ハレンチだ！





『…まぁ、なるようになるか…』





私が悩んでも仕方ないよね。

こないだ笠松先輩にラブハプニングは起きないって言われたし。






…なんか、ゲームしてたら眠くなっちゃったよ。


瞼が重くなっていく。






『ちょっとだけ…』





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