文豪たちの観察日記 一冊目 【文スト】

夢主が兄を溺愛していた日。 ページ27

中島敦
「あの…。僕にも、かまってほしい…です。」
貴女の服の裾を掴んで遠慮がちに言います。
そんな顔しないでください。貴女は彼も兄も、大好きですよね?




太宰治
「お義兄さん。栞ちゃんのこと少し借りても良いですか?」
察しのよい貴女の兄は即答で了承します。
貴女にはお仕置きが待っています。覚悟は良いですか?




江戸川乱歩
「ねぇ、僕にも構ってよ〜！」
そう言って彼は貴女を引っ張り自室へ連れ込みます。
大好きな彼からの嫉妬…。とても嬉しいですね。




芥川龍之介
「義兄さん。栞は…僕の彼女です…。だから、その…。」
兄は分かってるよと言い、貴女に二人きりになるよう伝えます。
二人きりになった瞬間、彼は貴女を抱きしめます。妬けたのですね。




中原中也
「あの、義兄さん。俺の彼女なんで、取らないで下さい…！」
彼が他人に下手に出るなんて珍しい…！首領と姐さん以外にいたことに驚きです…。
兄は彼の頭をぽんと叩いた後、栞はお好きにどうぞと言います。兄め…！許すまじ…！




ドストエフスキー
「お義兄さん。ぼくの彼女、可愛いでしょう?兄の貴方もそう思いますよね?」
兄と貴女の話で盛り上がります。彼も兄も貴女が大好きなんです。
そんな二人を見てドス君に構ってもらおうとする貴女。彼にはめられていますよ。

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