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珈琲三十三杯目。 ページ42

貴方side


それにしても…
ヒナミをこんな所に連れてくるなんて


貴『許せないわね。』


そう呟いて頭を撫でているとヒナミの姿が歪む


貴『?』



みるみると消えていくヒナミを見て理解した


貴『誰の異能だ?』


空気がピリつく


彼女は殺気を込めてこう言い放つ

貴『そう…誰もこたえないのなら…』


貴『喰うぞ?』


すると1人、怪しい挙動をした


貴『クスッ 馬鹿な奴。』


赫子を出し、そいつを狙って腹部を貫いた


貴『アハッ やっぱり新鮮な血肉はいいわね。』


坂「待って下さい!彼はなんにも…」

貴『本当かしら?まぁ、貴方の命令になかったのかもしれないけどとても不愉快だったの。だから殺す。』

敦「そんな!」

貴『当たり前でしょう?人間なんてたかが知れてるもの…ふーん、盗み聞きとはいい度胸ね。』


男の腹部から赫子を抜き、天井に向かって攻撃する


すると1人…2人と喰種が落ちてくる


貴『あら?見たことある顔ね。復讐でもしようとしてるのかしら?』

喰種1「久しぶりね、ハートレス。」

喰種2「お前のせいで餌場に人間が寄り付かなくなったじゃないの!」

貴『ふーん。餌場を奪われた?くだらない。雑魚が何をほざいているのかしら。』

喰種1「このっ!殺してやる!」


女の喰種が私に向かって鱗赫を出す


ヒラリと身を翻しかわす


貴『下手くそ。』


彼女より数倍の速さで鱗赫で殺す


喰種1「いや、ぁぁ。」


丁度動脈に当たったらしい
血が吹き出し、辺りを血溜まりに変える


喰種2「あぁぁ!殺す!絶対、絶対殺す!」

貴『雑魚が何をほざいてるのかしら。』


同じ様に殺して見せた


坂口「!どうやって…」


今度は人間には見えない速さで


貴『さ、帰りましょうか!』


喫茶店に向かい軽やかに歩き出す



まるで何もなかったかのように



探偵社や特務課、ポートマフィアの人間はそんな様子をただただ見ていることしか出来なかった

否ただ見てることしか出来なかったのだ



だって相手は自分たちではどうしようも無い化け物なのだから

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ハニー - 有馬さんの口調が全然違う... (2019年9月5日 3時) (レス) id: e6b2ca450c (このIDを非表示/違反報告)
しらす(プロフ) - 夢主ちゃんは赫子2つ持ちなのでしょうか…? (2019年5月21日 18時) (レス) id: 076366bbec (このIDを非表示/違反報告)
あもる(プロフ) - 喰種と文スト、、、、、最高です!!!! (2017年12月19日 17時) (レス) id: 9a9106561e (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮(プロフ) - 楽しく読ませていただいています、そこで複数の誤字を見つけましたので、訂正を推奨します。まず、喰種捜査官は「CGC」ではなく「CCG」です、そして20区のカフェは「アンティーク」ではなく「あんていく」です、平仮名です。訂正を推奨しまず。 (2017年11月27日 13時) (レス) id: 30218f5c87 (このIDを非表示/違反報告)
- 頑張ってください。応援しています。 (2017年11月24日 3時) (レス) id: 0133181e59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零音(れいん) | 作成日時:2017年10月12日 18時

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