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菅原 「なんだよそれ…」



澤村 「そんなことがあったのか、、」



田中 「車道に押されたってそれ下手したらお前死んでるぞ!」



『本当にね。同級生にまで酷い目に合わせて…』



縁下 「でもそんなの100%そっちに非があるだろ。なんでAは…」



『私弱かったからさ…すみませんって謝ることしかできなかったの
私なんかがスタメンですみません って。


でも、私がどれだけ謝っても世間は私を天才セッターとして取り上げる。


それが余計真城先輩を苛立たせる興奮剤になっちゃって、止まらなかった。』




それだけじゃない。



私は宮城に戻ってきてからも、良いことはなかった。




西谷 「東京でそんなだったのに、お前こっちでも…」



清水 「西谷、どういうこと?」



西谷 「いや…」



『せっかくなので、話しますね。

私の宮城に戻ってきてからのことも。』





宮城に戻って、千鳥山中に転校した私は今まで通りバレー部に入部



しかし、またポジションを奪って色々言われるのが嫌だったので



私はリベロになった。



ちょうど空きがあったし、元々レシーブは得意だったから。



2年の秋から、千鳥山のリベロとしてプレーしていた私。



その年はちょうどひとつ上の先輩も引退が遅くて



でもそんな3年生の先輩も、スタメンだったのは1人。



セッターの先輩だった。



その他は全員2年生がスタメンで。



それが今度は、1年生の反感をかったらしい。



なぜかと聞かれたら、それは分からないけど。



後輩からの私たち2年生に対する嫌がらせは止まらず。


それは3年生が卒業してからも続いた。


そんな中私は、コート上の番犬 の異名をつけられて


それが余計きにいらなかったのかな。


練習にまともに参加しない


挨拶も返事もない。


連絡はガン無視、その挙句 そんな連絡来てません の一点張り。


私は裏で、あの人天才セッターでしょ?

オヒメサマ とか言われてた人だよ

と、噂され嫌なことを思い出してメンタル崩壊。



その他の2年生も部活所じゃなくて


終いには、自分たちの方が先輩より上手い と言い出す後輩たち。


だから試しにスタメンを1.2年生で編成して試合に出した



結果は惨敗。


まさかの千鳥山が初戦敗退



それでも彼女たちは、先輩の教え方が悪い と全ての責任を私たちに押し付けてきた。

126→←124 《過去》



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矢巾 - おもしろい (2021年5月11日 17時) (レス) id: 6837850786 (このIDを非表示/違反報告)
陽咲瑞姫(プロフ) - さくらんぼさん» すみません!誤変換ですね…ご指摘ありがとうございます! (2021年3月6日 20時) (レス) id: e76289dd16 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 烏養さんのセリフで「おう気たか」になってます!正しくは来たかだと思います! (2021年3月6日 18時) (レス) id: e98feceda5 (このIDを非表示/違反報告)
陽咲瑞姫(プロフ) - りおん。さん» そのようなコメントをいただけるだけで幸せです…!本当にありがとうございます! (2021年3月4日 23時) (レス) id: e76289dd16 (このIDを非表示/違反報告)
りおん。(プロフ) - たとえ誰かがこの作品を低評価にしたとしても。私の中では高評価なんです。更新されることが1番嬉しいです。だから、もし評価するのが何回でも出来るのなら、私は何度でも高評価を押し続けますよ。 (2021年3月4日 22時) (レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑚城桃李 | 作者ホームページ:ないでーす!  
作成日時:2021年3月3日 20時

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