白布家の白布サン “3” 【HQ】

97 ページ13

次の日の部活



今日も仁花ちゃんが来てくれた



可愛い、、



しかも早速日向くんと仲良くなってる。



相変わらずのコミュニケーション能力の高さ、、





清水 「じゃあ今日は見学だね。緊張しなくて良いからね。｣



谷地 「しゃち！」




清水「(しゃち？)あでも、流れ球には気をつけてね。」



谷地 「はいっ。」





『あ、仁花ちゃん。昨日自己紹介出来なかったから…


2年でマネージャーやってる、白布Aです。よろしくね！』



谷地 「(綺麗……この人もすごく綺麗。

髪茶色い、艶々でサラサラ…前髪綺麗。

二重もすごい綺麗だなぁ。


こんな綺麗なマネージャーが2人も！？)」




『えっと……大丈夫？』



谷地 「あぁあ！すみません！こちらこそよろしくお願いしゃす！」




『ふふふ、うん！よろしくね！』




仁花ちゃんって本当に面白いなぁ



今も烏養コーチ見て色々考えて



コーチに 俺一応コーチなんだが、、



とか言われて、すごい勢いで土下座してる。



『なかなかにユニークな子ですね。仁花ちゃん。』



清水 「ふふ、そうだね。今までにはいなかったタイプかも。」



『新鮮です！』




あ、田中がスパイク決めた


相変わらずのパワー



でもブロックがちょっとなぁ。



烏養コーチが言ってくれるだろうし、大丈夫かな





『仁花ちゃん！』




菅原 「日向ナイス！」




清水 「大丈夫？」



谷地 「は、はい！体育じゃないバレーをこんな間近で見るのは初めてでして…」



『うちは攻撃力なら県でもトップクラスだと思うよ』



と、言いながら流れ玉を弾く



なんか、田中と夕がすごいふわふわしてるけど



あれ大丈夫？




『烏野はね、昔は全国大会行けるくらい強かったの。』




清水 「でもここ数年は、落ちた強豪飛べない烏なんて呼ばれてきた。


今度こそ行くんだ。全国の舞台。」





仁花ちゃん、すごく目が輝いてる


私もそうだったなぁ



初めて3対3を見た時もだけど



バレーボールって言う競技を初めて目にした時



そんな顔してた気がする。







そしてこの日の練習終わり


武田先生から、明日練習試合を行うと告げられた。


でもあいにく


私は明日は白鳥沢に行く予定でいるから




『澤村さん、明日急用が入っちゃって…欠席します。』



澤村 「そうか。わかった！事故とか巻き込まれるなよ」

98→←96

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す