【呪術廻戦】黙ってろモブ３【男主】

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立て付け悪いドアを開けると私服でそこに立っている棘の姿







「高菜！」

『どうした棘？』







先程の不機嫌だったAが一転し柔らかい雰囲気に変わったのを見た迦楼羅は「ピィイイ」と嫉妬し狗巻の足元をツンツンツンツンと強くつつく








「こんぶ！？」

『迦楼羅やめろ、俺の中に戻すぞ』








プンプンと納得しないようにお尻を振りながら部屋の中に戻りAが迦楼羅のために用意したクッションの上に乗って目を閉じる

その様子を見届けてから狗巻の方に視線を戻し頭を撫でる







『ごめん、で。どうしたの？』

「こんぶ！」

『抱かれに来たって？』

「おかかぁあ！！」









バシバシと叩かれたので手首を掴みそれを止めさせて自身の方へ引き寄せる。

棘の腰に手を当て笑ってみせるとムキになって帰ろうとする

あれ、なんか迦楼羅と棘って似てる…。









『ごめんごめん。冗談だって』

「…」

『朝飯食べに街に行くんだろ？』

「しゃけ」

『準備するから中で待ってて』









棘も今日は休日らしく朝飯を外で食べようと誘ってきたので、部屋の中に引き入れてベットの上に座らせ俺は服を脱ぐ

クローゼットを開け適当に服を取り出すとこちらをジーッと見つめる棘と目線があった









「…おかか」

『何がダメなの』

「おかか！！」









そのまま近づくと枕を投げられそれをキャッチするとベットの奥に身を移動する棘に俺のひね曲がった心がくすぐられそのまま近寄りベットに乗るとギシッと音がして棘の頬を撫でる









『そう言う気分になっちゃった？』

「おかか！」

『俺はなっちゃった。ねぇちょっとだけ』

「お・か・か！！！」

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