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第50話 ページ7
西谷side
教室に入った時、最初に目があったのが夜月さんだった。さっきの翔陽と一緒にいた光景が脳裏に過った。
雪「西谷〜おは〜!」
西「おう!」
平常心。変な気を悟られないように。
西「…夜月さん、土曜日はありがとな!」
『……別に。』
雪「え、え!?なに?土曜日会ったの??」
龍たちみんなでと、だけどな。勉強のためにたまたま。
西「おうよ!勉強教えてもらったんだぜ!」
雪「へぇーーーーーー。」
聞いておいて棒読みとは失礼だな。
けど土曜日の事を口にしたらあの事が浮かんで顔が熱くなりそうだった。バレないようにいつも通り話せ、俺!
西「あと一週間、頑張っからな!」
『授業、寝ないようにね。』
西「へへっ任せろ!」
もう授業は寝ない。何のために教えてもらってるのか。
俺たちは東京へ行くために赤点取らないように勉強するって決めたんだから。
気になることは色々あるけど、今は目の前の事に集中しねぇとな。
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作者名:極東華梛魏 | 作成日時:2021年8月2日 20時