小さな神威くんの飼育係

新章 第3話 『新メンバー』 ページ18

『と、ゆうことで今日から
お世話になりますAです！
よろしくお願いしまーす！』





と皆に挨拶すると
ウォオオオオオオ！と騒ぎ始める男達






「なあ違う世界から来たって本当か？！」




「どんな所なんだ？！」





「というか部屋は何処になんだ？！！」






と一斉に質問攻めにあう私。
ハハハハと笑いつつ流そうとすると背後から土方さんが登場した






「万が一のため、こいつの部屋は
1番奥の部屋の角部屋、隣が総悟でその隣が俺
とする。まあ、こいつが本当に信用出来る人物に 値するか、それまでの間だ。」





と彼は言うと たしかにそうだな、
と口々に呟かれる






「俺の睡眠邪魔したら
次の日首が無くなんぜ」






『それはこっちのセリフだ
いびき1つでもかいてみろ
次の日お前の顔にう〇こが描かれている事に
なるかんな』






「やることちっさ！！！」







とバチバチと睨み合う総悟くんと私。
そんなやり取りを見るなり近藤さんは
陽気に笑い 仲がいいなあ と微笑ましそうに
私たちを見つめた







「すげえあの嬢ちゃん沖田隊長と
やり合ってるぜ
肝座ってんなあ」





とどこからともなく声が聞こえたが
知らんぷりして部屋を出た






ー
ーー






次の日、








「起きなせェ」






と声とともに揺れる私の頭
うるせぇなこんな朝っぱらから
と目を開ければそこには私の頭を蹴る
総悟(くん)がいた








『いやなんでお前いるんだよ！』






「わざわざこの俺が起こしてやったんだ
感謝してほしいくれーでさァ」






と部屋を出ていく。
去り際に 飯お前の分まで食っとく
なんて言うあいつに苛立ちながらも布団から
体を起こそうとしたその時






『な゛っ！！！！
あんの野郎ｵｵｵｵｵ！！！！！！』






紐で敷布団とぐるぐる巻きにされている事に
気づいた私だった







あいつ いつかコロス！！！！！！！！

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