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暦side
それからデータ取りだけではなく、ドリンク作りなどもしなから2日が経った。
柳瀬のワガママ具合は健在で、マネージャーも選手も苦い顔をしていた。ごめん。
「………」
「こーよみちゃーん！お風呂いこ〜よ〜」
「スマホやってるよ、なーにみてんの〜」
「………兵庫…小児崎小学校…？」
「…うおっ！あっ、えっ、どうしました…？」
顔を上げると、自分の後ろには白福さんたちがスマホを覗いていた。
やばっ、見られた。
そう思った時には手遅れで、
「しょうござき…？」
「なにそれ、そんな小学校あったっけ？」
「小児崎だよ」
「あー私知ってる、廃校になったとこっしょ？」
「廃校？Aなんで調べてるの？」
うわ、完璧に見られてんじゃん。
「なんでもないよ、気にしないで」
「え〜？廃校になった小学校を熱心に調べてるのが何でもない人の行為なのかな〜？」
「うっ…」
「なんかあるなら相談乗るから言っていいんだよ」
そんな目で見られると、敵わないんだよなあ…
とりあえず風呂に入ろう、と女子マネ8人がぞろぞろと近くの銭湯まで歩く。
音駒は都立だしね。
でも、今どき先頭なんてあったっけ…？
東京マネの4人に東北マネの4人がついていく。
…うおっ、柳瀬何持ってきてんだ。
「柳瀬さん何持ってきてるの…？」
「ふぇっ、？えっと…シャンプーにリンス、タオルに服、それに美容グッズです！」
「そ、そうなんだ…。
でも向こうにもシャンプーリンスぐらいあるよ…？」
すると、柳瀬。
「私これじゃないと髪がごわごわになるんです！
皆さんの髪はいいですね！ごわごわ気にしなくて！」
………あ"ぁ？
ピキっと青筋が立つ私を必死になだめる谷地さん。
「っはぁ……、柳瀬ちょっと黙って」
「暦先輩は黙って」「黙れ」
「一触即発…」
誰かが呟いた。
「ま、まあ着いたからさ…入ろう？とりあえず」
「そうだね。ごめん、宮ノ下さん」
「…」
雰囲気は最悪だ。
すると、私にだけ聞こえるように梟谷の雀田さんが言ってきた。
「ねえ、お風呂からでたらちょっと時間ある？」
嫌な予感がしたが、頷いた。
雀田さんは私の背中を押して着いた銭湯に押し込んでいった。
**
ちなみにですが、小児崎小学校など作者が考えたフィクションの学校名です。
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赤羽 - うわ、、、下のプリ小説の人逃げてますやん (5月11日 14時) (
レス) @page18 id: fb7eac3486 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - ＊４７のところの柳瀬がとこで何をしているかは知らないがの『とこ』って『どこ』じゃないですか？間違ってたらごめんなさい<(_ _)> (1月11日 19時) (レス) @page49 id: e9ef32dba1 (このIDを非表示/違反報告)
聖羅 - 報告と言いますか...あの、実はプリ小説という夢小説サイトに・この作品のパクリだろと言うものがありました。主様がやっているのならいいのですが...ご確認よろしくお願いしますhttps://novel.prcm.jp/novel/HSuRkRSuN7nBh42Vbf9q (6月6日 23時) (レス) id: 36b5b78cf3 (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー(プロフ) - 最後また柳瀬が出てきて終わるところ、マジで好きです！ (2023年4月4日 0時) (レス) @page50 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
らいむ - 最後がすっごくスッキリしました！ (2022年12月19日 14時) (レス) @page50 id: 7852438752 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らある
| 作者ホームページ：http://kain00765467/yuki.pearl.//
作成日時：2017年8月27日 0時
