+暴君 6+ ページ7
-In member side-
「A、本当に旅団を抜けたのかな」
シャルがそうぽつりと呟いたが、その問いに確かな答えを答えられる人間はいなかった。
そこにいたのはシャル、フィンクス、ノブナガの三人。
ノブナガとフィンクスは昼間だというのに缶ビールを片手にすごろくをしていた。
「しらねぇよ。Aが辞めたくて辞めたんなら俺らに止める義理はねぇしな」
「あぁ、そうだな。おいフィンクス、今俺のつまみ盗っただろ!!」
「……でも、可笑しいんだ。Aは団長に“辞めたい”とは言わなかった。それに彼女の性格を考えてみたら、旅団を辞めるとは思えない」
シャルの推理は悪くない。寧ろいい線を行っている方だ。
彼女はマチやパクの前で辞めるとは言わなかった。
彼女は蜘蛛を愛していたし、死ぬときは蜘蛛のメンバーでありたいと心から願っていた。
「じゃあパクかマチに聞けばいいじゃねぇか」
「それも一応やってみたけど、二人は何も言わなかった。団長は二人に何も言わず、自分だけで“何か”をしようとしている」
「Aを使ってか?そうして団長には何のメリットがあるってんだよ」
ノブナガの言葉に、シャルも唸る。
何か、確信的で動機を位置づける何かを見つけなければフェイタンもAも助けられない。
どうしたらいいのだろうか______
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ニコりん - これからも頑張ってくださいっ!! (2014年6月18日 16時) (レス) id: 30ed332248 (このIDを非表示/違反報告)
うどん - ヤンデレフェイタンだ!かっこいい/// めっちゃ面白いです!! (2014年4月24日 6時) (レス) id: 1141b6fb50 (このIDを非表示/違反報告)
夏桜(プロフ) - これはまさか…私が大好きなヤンデレでは……?!←いつも楽しませてもらってます^ ^頑張ってください!(かなり止めてる私に言われたくないよね……) (2014年4月7日 16時) (レス) id: 33bc7463f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナナめ上 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ARUTO2/
作成日時:2014年4月7日 16時