+暴君 13+ ページ14
-In member side-
Aがまだ泣いていた頃、旅団メンバーたちはクロロの三日前の話について話していた。
「……やっぱり団長は変だよ。フェイタンをメンバーとして扱うな、なんて」
「確かにフェイは何もしてねぇしな」
シャルとフィンクスはジュースを飲みながら言う。
一緒に居たマチ、パクも頷いた。
「団長、Aが関わって人が変わったようにフェイタンを敵視するようになったよね」
シズクも本を読みながらそう呟いた。
みんなが考え始めたとき、本拠地の中にヒソカが入ってきた。
「やあ。みんなで何してるんだい?」
「ヒソカ、珍しいね。今、団長の話をしてたんだ。ヒソカは聞いてないだろうけどフェイタンとAが……」
シャルの説明の途中でヒソカが人差し指をたてる。
「フェイタンならあと5分もしないでここに来るんじゃないかな」
シャルが首をかしげ、顎に右手を置いた。
話が合わない。フェイタンは旅団をやめた、団長の話を聞く限りそうとしか思えなかったからである。
「……フェイタンは、本当は旅団を辞めてないんじゃない?」
『!?』
確信。
団長は何かを隠している。
「団長は、Aをどこかに隠している。フェイタンをメンバーから外し、フェイタンの彼女であるAを自分のものにしようとしている……。そうすればAが居なくなったのも、フェイタンをメンバーから外したのも、全部説明ができるんだ」
問題は、団長が…
「問題は団長がAを隠し、自分のものにすることで何があるのか…でしょ?」
シャルの説明に続けてヒソカが呟いた。その場に居た全員が考えだした時だった。
本拠地の中に、荒い息と怒りであふれた念が広がる。
そうして、入り口に現れたのは…
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ニコりん - これからも頑張ってくださいっ!! (2014年6月18日 16時) (レス) id: 30ed332248 (このIDを非表示/違反報告)
うどん - ヤンデレフェイタンだ!かっこいい/// めっちゃ面白いです!! (2014年4月24日 6時) (レス) id: 1141b6fb50 (このIDを非表示/違反報告)
夏桜(プロフ) - これはまさか…私が大好きなヤンデレでは……?!←いつも楽しませてもらってます^ ^頑張ってください!(かなり止めてる私に言われたくないよね……) (2014年4月7日 16時) (レス) id: 33bc7463f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナナめ上 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ARUTO2/
作成日時:2014年4月7日 16時