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御対面 ページ15

アジトに戻ってきた一同。





彼女は一旦
梵天の闇医者の元へ行くことになり、
別の施設に連れて行かれた。





ヤクの検査を含めた身体検査と、
傷の手当てのためだ。





そして今、幹部達の間では、
彼女、もとい、佐木Aの今後の処遇について話し合われていた。






九 「とりあえず此処に置くしかねェだろ。


尋問も済んでねェし、
どこまであの腰抜けな闇医者が喋っているか、
まだ分からねェからな。」




春 「はァ?お前、頭イカれちまったか?
あんな一般人の女、此処においてどーすンだよ。」




九 「置くなら、一旦俺が預かってもいい。」




蘭 「なに、なに、ココちゃんこういう女がタイプなのー?儚げ美人♡


蘭ちゃんも嫌いじゃないけど、
もう少し、躾がいのある、生意気な女の方がいいなー。」





竜 「…別に、俺や兄貴の店で働かせりゃいいだろ。
お前、何企んでンだよ。」





九 「…別にそういうわけじゃない。


お前らのところに置いても使えねーだろ。
男に軟禁されてた奴が、
キャバ嬢だの、クラブのスタッフだの、務まるとは思えねェ。


それにコイツが元いた企業。
かなりパソコンのスキルが求められることで有名だ。


基本的な事務作業なら、ざっと教えりゃ問題なくこなすだろ。」




鶴 「…たしかに。
三途や俺がやってるような現場の任務には、女は邪魔だしな。」





そんなわけで、九井のところに預かられることになった。




こうなることが分かっていた九井は、
自分の執務室の隣の、
物置になっていた一室を部下に片付けさせ、
最低限必要になりそうな家具を発注していた。




明日には彼女が仕事部屋兼仮住まいとして使うのに
申し分ない状態に整えられるだろう。

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きりん。(プロフ) - 紫月_siduki??_さん» がんばります!ではでは(^^) (2022年11月15日 17時) (レス) id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
紫月_siduki??_(プロフ) - 頑張ってください(ง •̀_•́)ง (2022年11月15日 17時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - 紫月_siduki??_さん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます!このコメント欄でのやり取りを繋がってるって言うのかな?疎くてすみません…(^_^;)今作も楽しんでいただけるよう頑張りますね! (2022年11月15日 16時) (レス) id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
紫月_siduki??_(プロフ) - いや…すきで読んでるんで!!!キリンさんとは…本当に繋がりたいです((繋がってるのかな、? (2022年11月15日 16時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - 紫月_siduki??_さん» 紫月さん、こんにちは。ありがとうございます。お手隙な時にでも、気軽にお読み下さると嬉しいです! (2022年11月15日 16時) (レス) @page23 id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きりん。 | 作成日時:2022年11月5日 18時

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