【両面宿儺】コイツは俺の女だが？

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【 A side 】






五条「とりあえずここは好きに使っていいよ」



虎杖「おー！！広い広い！！」



五条「二 三年は今出払ってるけど、ま、すぐ会えると思うよ。人数少ないし」



『私の部屋にスマブラとかあるからいつでも来てね！先輩とかともよく遊ぶよ！』



虎杖「んぉ！するする！！行く！！」





私の誘いに キラキラ と目を輝かせながらも、部屋を見回している悠仁くん。


さっき一緒に撮った写真やらを部屋に飾ってくれているからなんかこそばゆい。


「 僕もAとの写真欲しいー！ 」って言われたけど、先生が私の隠し撮り写真めっちゃ持ってるの知ってるから今は却下した。





五条「でも別に悠仁が戦う必要なくない？宿儺の指は僕たちが取ってくるから君はここで待ってればいいじゃん」





「 ねっ 」と私にウインクを(している気が)したからとりあえずこくんと頷く。





虎杖「いい！やるったらやる！蒸し返すな！！グータラしてる俺にボロボロの伏黒が指届ける絵面はウケるけどな」



五条「確かに」

『ぶふっ、確かに』



五条「まっ、君が戦わないなんてことは有り得ないんだけどね！」



虎杖「あっ！！試したな！！」





分かるよ悠仁くん。たはー っていい笑顔見せた五条先生のこと殴りたくなったよね、うん。


でも先生顔良いから殴らないであげてね。





五条「君は器であると同時に 探査機(レーダー) でもあるわけだ。現場にいないと始まらない」


虎杖「そんな親切かぁ？コイツ」



『宿儺さんは親切だよ。呪いの王って言われてるのに優しいもん』



虎杖「！ お、宿儺が照れてらぁ！」



宿儺「黙れ小僧」





ほら、褒めると照れるってことは感情がしっかりあるって事だからきっと優しいよ。


きっと。(2回目)





「げ、隣かよ。空室なんて他にいくらでもあったでしょ」



『あ、恵くん』



虎杖「今度こそ大丈夫そうだな！！」





恵くんは悠仁くんと隣嫌なのかな。私だったらタメの子と隣同士嬉しいけど。





五条「それより明日はお出かけだよ！」



『？ お出かけ？祓いに行くってことですか？』



五条「･･･。あ、Aおめでとう！4人目の1年生を迎えに行きます。やっとタメと部屋隣同士になるよー」



『先生好き』



五条「僕も♡」





悠仁くんと恵くんが置いてけぼりみたいになってて面白かったです。(他人事)

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