jumpと姫

☆彡45 宏太MIX ページ45

宏太MIX






とりあえず


俺たちは、Aの病室を出て


近くのひと気のない公園へ向かった。





向かった理由は


皆でこの先のことを考えたいからだ。





といっても


考える余裕があるほど


心は強くなくて


みんなの頬からは雫。


俺の目からも…。



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裕「A、A、A…‼︎‼︎」




侑「僕たちのこと忘れちゃったの…？」



目をくしゃくしゃにさせて


戻らないAの記憶を惜しむ





。

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慧「なくなったものは仕方ないよ…！


1からAと触れ合おうよ」



前向きに話す伊野尾ちゃんも

言葉とは正反対に

顔をくしゃくしゃにする






宏「俺たち、Aに拒絶されてるのに

どうやって触れ合うんだよ」




。




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あれだけ、拒絶されたら


心も体も


もたない。


それに


好きな人に言われたから


ダメージは何億倍にも跳ね上がる





。


。


宏「俺は、Aと会いたいけど



会って、拒絶されるのが怖いよ」




光「それ、俺も…」



涼「俺だって…！」






雄「それでも、毎日お見舞いに行ってやらない？

いける人だけでいいから

代わり番こに」



圭「それ、いい。そのうち心を開いてくれるかも」



大「俺、絶対にAのこと諦めない」




光「Aに変な虫がつかないようにしなきゃ」





。




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この状況はつらいけど


Aを救って見せる

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