jumpと姫

☆彡43 ページ43

AMIX





痛い…いたい…イタイ



頭がズキズキする。



痛い…イタイ…



でも


それよりも心が痛い…




ここはどこ？…？




心地よさがない。




周りが暗いのが感じて




目を開けると




知らない人たちが私を見つめていた。





顔も声も聞いたことがない人たちが


私を見て涙をながしている





なにしているの？


どうして泣いているの？


どうして見つめているの？


あなたはだれなの？





聞きたいことが山ほどあったけど


怖くて


声には出せなかった



震えてる身体は自由には動かず

体は固定されている


自分の顔もわからない






どくん…ドクン…ドクン



っっ！


ただ心が痛む。



どうしてこんなことになっているかも分からない


思い出そうとしたら


表しきれない痛みが頭をすぎる




そんな時近づいてくる一人の男の子



。



。



。


どくん…ドクン…ドクン



胸の鼓動が速くなる



タスケテタスケテタスケテ




心が悲鳴をあげていた。




私、何をされるの？





やだ！近づかないで





侑「思い出してよ！！！」



A「いや…いや！！」



怖い…



この人だれ？


何を思い出せっていうの？




裕「おちついて…知念くん…」



慧「A、僕たちのこと本当に覚えてないの？」



なんなの…知らない




A「知らない。」




そっけなく呟いた私の一言に


皆、涙を垂らす…





知らない。


知らないはずなに



どくん…ドクン…ドクン



すごく心が痛くて…



壊れそうなすらい痛くって…

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