検索窓
今日:15 hit、昨日:47 hit、合計:195,976 hit

33. ページ35

「階段を降りたら門をくぐって、あのあの大樹の根元まで行くんだ。

そこは高専を囲う結界とは別の、特別な結界の内側。
招かれた者しか入ることはできない。
同化まで天元様が守ってくれる。」

みんなで話した、アレ(・・)を実行すれば、あの男は引き返すのだろうか。
それとも、天元様とあの男、両方と戦うことにるのだろうか______


「....それか引き返して、黒井さんと一緒に家に帰ろう」

理「...え?」


夜蛾先生に言われた任務の内容、
そして悟と話した事、Aと話した事。全てを説明する。

「私たちは最強なんだ。
理子ちゃんがどんな選択をしようと、君の未来は私達が保障する。」


理「...私は、私にとっては、星蔣体(特別)が普通で、それで過ごしてきて、
両親が亡くなった時のことももう覚えない。

だからみんなと離れても大丈夫だと思ってた。

今は辛くても、いつか寂しくもなんともなくなるって...


でも、やっぱり...

もっとみんなと一緒にいたい...!」


______決まりだね、

「帰ろう、理子ちゃん。」


手を差し出す。

理「っうん!」

タンッ


私の延ばした手が、理子ちゃんが延ばした手が、
触れ合うことはなかった。

34.→←32.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (115 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
273人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:綾ゞ | 作成日時:2020年12月4日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。