この人たち、どうにかなりませんかね「青葉城西」

どうにかして19 ページ22

月島side


寝落ちする？とか


ちょっと早かったかな


まぁ、どっちみち拒否権なんてお前

にはないんだけどね



「月島って寝るの遅いんだね」


月島「遅くないよ」


「へ？」


月島「なんか、寝たくない」



まぁ、僕が先に寝たらAと

話せなくなるし、声が聞くことができない

から



なーんて、ね


「眠く、ないの？」


月島「………別に」


「あ、眠いんだ」


何こいつ通話越しでしょ？なに

僕の顔でも見えてんの？エスパー

なのストーカーなの？←←


「部活で疲れてるんだから、眠いな
ら寝なさいよー」


月島「………やだ」


「可愛すぎか！！」


月島「はぁ？お前馬鹿なの？男に可愛い
とか言わないでくんない？僕だって
れっきとした男だし」


そう、僕だって可愛いじゃなくて


かっこいいって思われたい


特に、好きな子には



「月島はかっこいいよ」



月島「ねぇ、それ、素で言ってる？」


「は？」


あーあ、僕ばっかりてんばっちゃっ


て



悔しい



月島「そんな事ばっかり言ってると
2人きりになった時に襲うよ」


「は、はぁ！？何言って！ば、ばか！」



おー、これ結構聞くんだ


月島「なに？実はそういう展開に
期待しちゃったりしてんの？」


「なち！」


月島「ちょwなちってww」


「噛んだんだよ月島バーか！」


月島「それ日向思い出すからやめて
くんない」




あぁ、彼女と話しているだけで


こんなにも幸せだと思うなんて


ほんと、僕らしくない



でも、残念な事に



とてつもなく眠い



ダメ



耐えろ僕




まだ……




月島「………くぅ」





Aside



からかったら倍返しで返って

来たぜ←


なんだろう、月島が可愛く感じる


弟みたいな？(月島可哀想)


くぅってなんだ！くぅって！



あああああんもう可愛すぎ！



月島「んー……A」





「………へ」




暫く月島の寝息を聞いていたら


優しく、小さな声で私の名前を

呼ぶ月島



ちよっと、本当に


「やめろっての////」




私も、そろそろ寝よ



「おやすみ、月島」

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