反社(本業)とJK【東リべ】

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｢でな、今朝も俺が買ってやって服着てルンルンでお友達と遊びに行ってさぁ〜も〜Aちゃんってばすっげぇ可愛いんだぜ〜お前と違って♡………おい、聞いてんのかァ？せっかく蘭ちゃんがお話してやってるってのに相槌もうてねぇの？にこにこ愛想良く笑ってろよ、ブスが余計酷くなんぞ〜？｣





蘭はけらけらと笑いながら冷たい床で踞る女の頭を踏みつけた。それは先日、Aを睨みつけていたアパレル店員だ。

あの日、綺麗に巻かれていた髪はボサボサになり、メイクもドロドロどころか、殴られたせいで目は腫れて頬骨は折れてしまっているだろう。縛られた手足は赤黒い痣ができており、肋も折れてしまっているのか呼吸が苦しそうだ。





｢ごめ"、……ごめ、ん"なざ、っ、、、｣

｢あん？なんて？ぜんっっっぜん聞こえねーわ。｣





頭から足を退かし、蘭はその女の腹にがつん、と一発蹴りを入れ込む。芋虫のようにその痛みに悶えるその女に、蘭はまたケラケラと笑った。その後ろでは、他の幹部たちが呆れたような目で彼を見るばかりで、特に止めようとはしていなかった。野放しにしておけばAに危害を加える可能性があると言われてしまえば、放っておくわけにはいかないのだ。その女も狙った相手と、喧嘩を売る相手を間違えたばかりにこんな目にあっている。

あの後、下っ端に輪 姦(マワ)されたかと思うと、薄暗く寒い部屋の、冷たい床に手足を縛られたまま放られて、寒いやら身体のあちこちは痛いやらで涙も止まらなかった。蘭が彼女の前に姿を現した時には助けてもらえるかもしれないと、希望の光に縋るように表情を明るくさせた。彼はそんな彼女を見て少し笑うと、こういった。





"『なぁに許されたみてぇな顔してんだァ？俺は別にお前を助けに来たんじゃねぇよ♡その無様な姿拝みにきただぁけ♡』"





希望の光が断たれて、また一気に恐怖が襲ってくる。そこからは彼に与えられる制裁という名の暴力が彼女を襲った。このままでは殺される、という恐怖が彼女を蝕んだ。

その男は悪魔だ。女にだって手を挙げるし、その女が死のうが死ぬまいが彼は何一つとして困らない。この男にとっては、愛する女を除き、その他全ての女は眼中に無い。





｢可哀想になぁ………来世ではいい人生、送れたら良いなァ♡｣

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