ねぇ、烏野に超絶可愛いジェンダーレス男子が来たらしいよ

34、おはよう ページ36

おきろー、という菅原さんの声で目が覚めた。まだ眠くて頭ぼやぼやしてる…

田中「オイオイ、シャキッとしろよ！今日は音駒と試合なんだからな！」

龍が僕の背中をバシバシ叩く

ねこま、音駒…！
そうだ！！今日が試合だ！！
僕は音駒という言葉を聞いてハッと目が覚め、勢いよく体を起こし立ち上がった。

『今日だ！！今日が試合だぁーー！』

今日みんなに会えるんだ！やった！！
楽しみすぎる！
さっきまでの眠気も吹っ飛んじゃった！
いきなり元気になった僕を見てみんなは唖然としてる。


西谷「やる気満々じゃねぇか！」
菅原「ずいぶんご機嫌だなぁ」


夕と菅原さんが言った。
そんなにルンルンしてたかな、僕
感情が顔に出やすいタイプだから意識してなくてもニヤニヤしてたのかもしれない

『へへ、音駒は烏野の前にいた学校です。』

頬が緩みっぱなしなのを感じながら菅原さんに返した。


「「「え！？！？」」」


一斉にみんなが驚いたような声を出した。
その声で僕はびっくりしたけど

田中「まじかよ！！早く言えよ！」
『だって言う機会なかったし？』
日向「じゃあ知り合いってことですか？！」
『うん！友達だよ〜、久しぶりだから早くみんなに会いたいなぁ』

僕が言うとみんなの表情が曇った
日向と夕はなんかムスッとしてるし

「「「(なんだこのモヤっとする感じ)」」」

あれ、そういえば影山がいないぞ
もう起きちゃったのかな？
影山がぎゅってしてくれて、すごくあったかくてめちゃくちゃ安心して寝られた…

『じゃあ僕、顔洗ったら朝食作りますね』
澤村「おう、ありがとな」
『はいっ！』

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