検索窓
今日:3 hit、昨日:31 hit、合計:4,930 hit

ページ3

「考えるよ!だって現に今回だって知らない赤い靴があった!私の場所なのに、私の知らない歩夢をその人は知ってる………私だってっ………わかってんのに歩夢を早く…」


私から解放してあげなきゃいけないことくらいーー……



押しつぶされそうな想いと同じくらいの強さで羽交い締めにされる。
息を吸い込めば、歩夢の香りが鼻腔をくすぐった。




「側にいさせてほしいって言うたんは、この俺や。
縛り付けてんのは、この俺。Aと違うよ、離されへんのはこの俺」



耳元から聞こえる歩夢の低い声に、体の奥が熱くなる。
そんな私の心を弄ぶかのように、甘く囁く歩夢は狡い男だ。



「あかんねん、Aじゃないと嫌や」





*→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:恋愛 , 切ない , 秘密 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミーコ | 作成日時:2017年9月30日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。