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* ページ18
それから私は学校へはいかなくなった。
小さな田舎の町。噂なんてすぐに広まる。
清太の身柄も私の耳にすぐ入った。
清太は、少年院に入れられたと聞いた。
清太の罪はどれくらいなのかわからないけれど、この事件を皮切りにいろんなサビが出てきて何年も少年院から出られないのではないかと噂された。
本当のことなんて私にはわからない。
被害者となった私は引きこもり、清太の家族は夜逃げのごとくいつの間にか消え去っていた。
いなくなるその次の日に、ポストには手紙が届いていた。
私への慰謝料と………可愛らしい字で書かれた歩夢の私宛の手紙だった。
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作者名:ミーコ | 作成日時:2017年9月30日 14時