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定期的に来ていたその月の物が、今回は来なかった。
その時点で私は勘付いていたのだろう。
『子供ってどうやってできるか知ってるか?』
そう私に聞いた清太の問いかけに、私はその後自分で調べた。
実に神秘的だったのを覚えている。
だけど私は知らなかった。
子供ができるのは、選ばれた男女が愛し合って子供ができると思っていた。
だから
清太との間には絶対にできないと、そう思っていた。
いつの間にか『愛』が生まれていたのだろうか?
中学生の私の頭には、それしか思わなかった。
だから、子供ができたと清太に報告したら、清太は無邪気な顔で喜んでくれると思っていた。
本当に馬鹿だったと今更ながら思う。
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作者名:ミーコ | 作成日時:2017年9月30日 14時