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鯖の煮付け ページ1

「いらっしゃいませー!」


「Aちゃん!生ふたつ!」


「またこんな時間からですか!?身体壊しても知りませんよぉー」


「今日はもう終わりなんだって〜」


「はいはいわかりましたーっ
こちらへどうぞ!」



にこにこと楽しそうな笑顔でのれんをくぐってきた中年のサラリーマン2人を奥のお座敷に通した。

広いとも狭いとも言えない、古きよきと言った雰囲気の店内で私はせっせと体を動かす。



「A!これ2番さんに!」


「はーい」



この定食屋の店主である父からずっしりと重いお皿を受け取り、お盆に乗せて素早く運ぶ。



「おまたせしました!」



ご飯、味噌汁、鯖の煮付け、副菜であるおひたしや漬物。

ご飯はふっくらと炊き上がってつやつやと光を放っている。
味噌汁や鯖の煮付けからは味噌や醤油の素朴な香りがふわりと漂ってきた。

お世辞にも豪華とは言えないシンプルな日本食であるが、料理一つ一つからここの店主が時間や手間をかけて作ったということが伝わってくる。非常に細やかで綺麗な食事だ。



「いやーこれこれ!これがないと午後やってらんないよ」


「いつもありがとうございます」



すっかりうちの店の常連となっている1人のお客に私は微笑みながら礼を言った。


近くにオフィス街があるからか、お昼時はこうやってお腹を空かせた会社員がぞろぞろと店内に入ってくる。

小さい店ながらも味に自信はある。常連となってくれるお客が多い。



「こんにちはー」


「あっ、いらっしゃいませ!」



この黒髪の男性も、そのうちの一人だ。

*→



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ことみ(プロフ) - いちたにさん» もちろんっ! 素敵なお話、お待ちしております♪ (2019年7月29日 3時) (レス) id: 58ea8aaecc (このIDを非表示/違反報告)
いちたに(プロフ) - ことみさん» お気遣いありがとうございます、ゆっくりではありますが書いておりますのでもう少し更新を待っていただけると幸いです (2019年7月29日 3時) (レス) id: 3105139abf (このIDを非表示/違反報告)
ことみ(プロフ) - いちたにさん» あらまぁ。。。更新が止まっていて、それでいて本人がいるなら更新停止状態にしたほうがよいと思います。なんか上から目線ですみません(>_<) (2019年7月29日 1時) (レス) id: 58ea8aaecc (このIDを非表示/違反報告)
いちたに(プロフ) - ことみさん» すみません!更新が止まっているだけで終わりではないです(汗) (2019年7月29日 1時) (レス) id: 3105139abf (このIDを非表示/違反報告)
ことみ(プロフ) - なんで、終わりになってるんでしょう。。。? わざと、です?まぁなんにせよ、更新楽しみにしてますね♪ (2019年7月28日 3時) (レス) id: 58ea8aaecc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちたに | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年2月9日 20時

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