『なんでっ.....なんで私ばっかり酷いことされなきゃいけないの.....っ？』中也「悲劇のヒロインぶってんじゃねェよ」『そこの芥川も中也の帽子に悪戯してたのにー！！！！！』芥川「やっやちゅがれはぁ.....っ泣」中也「ほぅ....てめーら死にてェようだな」【中原中也】

中也の様子がおかしい ページ12

『ちゅ〜やぁ〜』




ガチャッと中也の部屋の中へ入る



中也「上がったか、髪乾かしとけよ風邪ひいちまうから」


『！？！？どうしたのさ中也！！』


中也「あ？何がだよ」


『なんでそんな優しいんだい！？変な物でも食べたのかい！？』


中也「俺はいつでもやさしいだろーが！！」


『…まぁそういう事にしといてあげるよ』


中也「ンだと手前ェ！」


『あ、そうだ。着替えありがとうね』


中也「嗚呼、はやく髪乾かしてこい、飯作っとくから」



そう言われてAは髪を乾かしに行く







Aside


あの中也が優しいだと…！？




私を女扱いしてくれていることにびっくりだ





ていうか、わたしって本当に中也の彼女？になったの？？



愛人？



女って？



やばいぞ。いままで恋愛経験したことがない私





『中也の女…愛人っていう意味…？』



愛人の意味も分かっていないA





『まぁいっか！！』





髪を乾かし終え、中也のもとへ行く




『中也！乾かした！！』


中也「ん…じゃあ飯食うか」



テーブルの上には豪華な食べ物がずらりと並べてあった



『…これ全部中也が作ったの？』


中也「まあな」



なんだ此奴



すげえええ！！！！




『中也すごいね…』






頂きますと言って一口食べてみる




『…』



中也「どっどうだ…？」



『はァ…』



中也「まずかったか！？」



『美味しすぎるわああ！！！！』



中也「いちいち叫ぶんじゃねェよ！」







その後、残さず全部平らげたA




『ふぅ…おいしかったぁ…♡』



眠気が襲ってきてテーブルに突っ伏して寝るA



中也「はぁ…ベッドで寝ろよ…」



中也はAを担いでベッドに寝かせる




中也side



そういえば勢いで此奴に俺の女になれって言ったんだっけ…


Aは莫迦だから女の意味わかってなさそうだなァ…ｗ



そんなことを思いながら中也はAの髪を触る



サラサラで気持ちがいい



しかもいい匂い



おまけに髪とは関係ないが、肌が白くて此奴のパジャマは露出が多い…



中也「くそ…///」



中也は理性を保つのが大変だったそうです

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