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ひたすら走って、疲れた所で足を止めた。
…どこだろう、ここ。
周りを見ると、来たことも見たことも無い道。
ま、いっか。その方がバレないだろうし。
どこかで休もうと、周りをきょろきょろ見渡す。
…あ、公園あるじゃん。
小さくて人も全然いないけど、休むには丁度いい。
公園内に入って、ブランコの方へ進む。
何だろうな、そんなに乗りたいわけでもないけど、なんとなく。
そっと地面を蹴ると、ゆっくりとブランコが動き出す。
…なんか懐かしい。子供のころ思い出すなぁ。
…あーあ、なんで言っちゃったんだろう。
言わないって決めてたのに。傷つけるってわかってたのに。
このまま続いてれば、平和だったのに…なんで。
でも、全部私が悪い。
アンチの意見を取り入れたのも私。
その意見を周りに伝えたのも私。
一方的に怒ってしまったのも私。
全部私なんだよなぁ…
…でも、思っちゃったことを取り消すのは無理。
だから、私はしばらくいれいすには戻れない。
あんなこと言っておいて、メンバーに合わす顔が無い。
『あははっ…馬鹿みたい。』
口に出して言ってみると、どれだけ馬鹿なことをしたのかがわかる。
ごめんねみんな。
本当にごめん…
そうだ、活動のこと考えないとなんだ。
スマホを取り出して、内容を書き込んでいく。
…あとは、これをツイートするだけ。
ーーーーーー
初兎side
「…ぁ、俺、」
悠くんに止められて、少し冷静になると、自分が何をしたのかわかった。
誰かがすすり泣く声だけが、部屋に響いている。
「ね、ぇ、みんな…俺、止めれなかった…」
その声の主、ないちゃんが泣きながら言う。
「止めれへんかった…って？」
その言葉にまろちゃんが反応する。
「俺、知っ、てたのに…Aが、何を抱えてたか…全部、」
「…ないこ、とりあえず落ち着け。」
「…うん、そうだよ。りうらも悪かったから、ほら、初兎ちゃんも。」
こく、とうなずいてないちゃんの方へと寄っていく。
「せやな。ゆっくりでええから、話してくれへん？」
「うん、Aを追いかけるにも、それがわかってないと…」
ないちゃんを中心にして、６人で円になる。
まろちゃんに背中をさすられているないちゃんが、ゆっくりと口を開いた。
「あのね、実は…」
ーーーーーー
続編行きます…！！
(中途半端でごめんなさい！)
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Comet@すいでい(プロフ) - ひーいれりすさん» 神様だなんてありがとうございます…！神様と呼ばれるほどのものでは無いですが…嬉しいお言葉ありがとうございます！これで、続編移行です、よければそちらも！ (2023年3月13日 18時) (
レス) id: b9234993da (このIDを非表示/違反報告)
ひーいれりす - 神様…！尊くて好きです。物語に入り込まれて兎に角好きです！更新楽しみにしてます！ (2023年3月13日 17時) (レス) @page49 id: 166743b295 (このIDを非表示/違反報告)
Comet@すいでい(プロフ) - キラ・アナスタシアさん» やっぱりそうですよね…経験があるわけではありませんが、かなり辛いことみたいですね。コメントありがとうございました。 (2023年3月12日 16時) (レス) @page48 id: c4eb4d305b (このIDを非表示/違反報告)
キラ・アナスタシア(プロフ) - つい最近本当にこんな世界を生きてる友達がアンチスレ見て泣いてたけど夢主ちゃんみたいになる気持ちわかるな。僕らはその子の意見聞いた上でみんなで一緒に進もうって話したから喧嘩にはならなかったけどいきなり沢山アドバイスされてもしんどいもんな、、、 (2023年3月12日 16時) (レス) @page48 id: a5444bfced (このIDを非表示/違反報告)
Comet@すいでい(プロフ) - かなさん» たくさん褒めてもらえてめちゃくちゃ嬉しいです…！コメントありがとうございます✨ (2023年3月12日 11時) (レス) @page48 id: c4eb4d305b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Comet＠すいでい | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/irisuidei13/
作成日時：2023年2月1日 19時
