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五条「今更だが夏油の件君に非はない。憂太がいなくてもアイツは必ず高専にきた」
乙骨「ですかね…」
五条「それからコレ!」
乙骨「あっ、学生証。先生が拾ってくれてたんだ」
五条「いや僕じゃない。僕の親友だよ。たった一人のね」
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真希「オラ憂太!いつまで待たせんだ!!行くぞ」
乙骨「うん…!」
肌寒い日。今日もこれから任務。
乙骨くんは五条さんに用事があったらしいが、その用事を済ませたのか2人で現れた。
こちらに走って来る乙骨くんの左手の薬指には、あの時のリングが。
五条「A、これから任務サボって僕とお家デートしよ?」
真希「キショ。A、ちゃんと断れよ」
棘「おかか!!!」
お兄ちゃんの腕を組んで温め合っていたところをいつの間にか背後から私を抱きしめるように五条さんが現れる。
『あ!お!』
そんな彼に私は「ダメだよ!」と諭す。
五条「でも僕たち2人の時間全然取れてないでしょ?せっかく恋人になれたのに〜」
『っな…!』
終わった。
パンダ「…こ?」
乙骨「い…?」
真希「び…!?」
五条「と♡」
「「「はぁああああああああああ!?」」」
実は、まだ誰にも言えずにいた。それはお兄ちゃんにさえも。
怖くて何も言えず、そのままにしておいたが今盛大にばれた。
『たかな…!めんたいこ…っ』
どうしよう、お兄ちゃん息してない!!
五条「A〜?僕の話聞いてるぅ?」
『おかか!!』
五条「グスン」
真希「おい淫行教師、面貸せや」
パンダ「もしもし正道〜?」
乙骨「え、えと、僕はいいと思う…!!」
いわば現場はカオス。
息してない人一名、先生を殺そうとしてる人一名、報告してる人一匹、賛成してる人一名。
『(どうしよう、どうしよう…!!)』
目がグルングルン回ってこの現場にアワアワしているとお兄ちゃんが急に目を覚醒させて五条さんに掴みかかる。
棘「おかか…」
(訳・殺す)
いよいよ「マズい…!」と思って私は大きく息を吸った。
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水原カノ(プロフ) - セラさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです╰(*´︶`*)╯♡ (8月17日 20時) (レス) id: dc8eb8059d (このIDを非表示/違反報告)
セラ - とても、面白いです! (8月17日 8時) (レス) @page7 id: 26f04b139a (このIDを非表示/違反報告)
水原カノ(プロフ) - にこさん» コメントありがとうございます!♡イメージ画…!考えたこともなかったです!検討してみます(*'▽'*)ありがとうございます! (2022年11月1日 17時) (レス) id: dc8eb8059d (このIDを非表示/違反報告)
水原カノ(プロフ) - いつから俺を、人間と錯覚していた、、?さん» コメントありがとうございます(*´꒳`*)お返事が遅くなってしまいすみません!探し求めていたものがあってよかったです〜!引き続きお楽しみください!! (2022年11月1日 17時) (レス) id: dc8eb8059d (このIDを非表示/違反報告)
水原カノ(プロフ) - ナナ宮さん» コメントありがとうございます!(о´∀`о)返事がかなり遅くてすみません…。お兄ちゃん設定たまらんですよね!楽しんでくださり何よりです! (2022年11月1日 17時) (レス) id: dc8eb8059d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水原カノ | 作成日時:2021年9月3日 16時