17話 停部野郎 ページ18
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翌日 放課後
A『あれ、早いね、2人とも。』
影山「あ、Aさん!ちわっす!」
日向「ちわっす!」
A『うん、ちわっす!』
2人は個人で練習していたようで、飛雄はサーブ練習をしていたみたいだった。
コートの隅にペットボトルが立っており、飛雄はそれを狙っているようだ。
飛雄のサーブは及川にはまだ敵わないが、それでも脅威とも言えるサーブだ。
及川のサーブを見て、やっぱりサーブ極めたくなったんだろうなぁ。かわいいヤツめ。
ガタッ
A『え、』
飛雄が打ったサーブの真正面に入り、無駄な音が一切ない静かなレシーブ。
誰か入ってきたなと思ったら、一目散にボールに飛びつき、綺麗で静かなレシーブをする奴なんて一人しかいない。
西谷「おおーっ!すっげぇサーブじゃねぇか!すげぇ奴入ってきたな!」
田中「おおーっ!ノヤっさぁーーん!!!!」
西谷「おーっ!龍ーっ!!!……………あわ、あわわわわ」
田中「ど、どうした、ノヤっさん!」
西谷「約1ヶ月ぶりの、Aさんが見える………。幻か…?」
A『幻じゃないよ。』
西谷「Aさぁぁあぁぁぁぁぁあん!!!!!!!!」
ふとこっちに気づいてからの勢いがすごい。
こっちに飛びついてきた。これも懐かしいなぁ。
A『おぉよしよし。』
西谷「Aさん不足で何度も3年生フロアに行こうとしたのにその度に、どっから来たのかも分からない縁下に止められるんですぅ(泣)」
A『それは縁下ないすだなぁ。』
何となく、少し前の烏野 排球部に戻ってきた気がする。
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シマエナガ - 氷空さんさん» それな? (4月10日 15時) (レス) id: 781c1cc313 (このIDを非表示/違反報告)
シマエナガ - とても面白かったです。すみませんが、オチがまだ変えられるのであれば、スガさんにしてもらいたいです。よろしくお願いします。これからも執筆頑張ってください! (4月7日 17時) (レス) id: 781c1cc313 (このIDを非表示/違反報告)
ピンス(プロフ) - すごい作品に出会ってしまった…続き楽しみにしてます! (4月4日 9時) (レス) @page26 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
赤羽 - 神だった、、、 (4月2日 15時) (レス) @page9 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
氷空さん(プロフ) - この作品は…神ですか? (3月14日 20時) (レス) @page17 id: c796edc5c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:迷子 | 作成日時:2024年2月28日 23時