豊葦原瑞穂国守護戦記【企画小説】

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目に見えないはずの彼は言った。

「歴史の過ちは、歴史の生きた者達に責任がある。この負の感情を生み出してしまったのも、自分にも少なからず責任がある。だから戦う。」

触れられないはずの彼女は言った。

「同じ土地に生きた者として、私達の作った歴史の上を、未来を生きる貴方達に、幸せに生きて欲しいから」

今を生きる私達にはもう見えない。
話せない。触れられない。でもあの日あの時同じ場所で、彼らは確かに存在していた。

そして國の源となった魂達は蘇る。
自分が生きた土地を守る為。

土地を、海を、心を、空を征くその背中を見つめ、タンポポが春風に優しく揺られていた。

＿＿これは、この土地に生きた者達による、「豊葦原(とよあしはら)瑞穂国(みずほのくに)」守護戦記である＿＿＿＿。

瑞穂に生きる國源魂

豊葦原瑞穂国守護戦記

○本企画は此方執筆状態：連載中