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ハンゾー｢俺は誰かを拷問する時は一生恨まれることを覚悟してやる。その方が確実だし気も楽だ。どんな奴でも痛めつけられた相手を見る目には負の光が宿るもんだ。目に映る憎しみや恨みの光ってのは訓練しても中々隠せるもんじゃねえ。しかしゴンの目にはそれがなかった。信じられるか？腕を折られた直後なのによ。あいつの目はもうそのことを忘れちまってるんだぜ｣
キルア｢…｣
ハンゾー｢要は気に入っちまったんだ、あいつが。あえて敗因をあげるならそんなとこだ｣
ヒソカ｢…｣
A｢なんであんたが嬉しそうなのよ｣
ヒソカ｢ボクと一緒だなぁと思ってね。Aもゴンのこと気に入ってるだろ？｣
A｢ええ。でもあんたなんかと一緒にされたくないわね。私はゴンくんの人となりに惹かれたのだから｣
その後すぐに第2試合が始まる(※ここからAさんが加わるので試合順が1つズレます)
マスタ｢第2試合、ボドロ対スノウ。始め！｣
A｢…｣
試合が始まり、私は横目である人を見る。
｢…｣
A｢…殺さないわよ｣
私は小さく呟いて、目の前にいるボドロさんを見た。
ボドロ｢試合が始まったというのに余所見とは感心せんな｣
ボドロさんが構えて、私に向かって走って来る。
A｢すみませんが、勝たせていただきます｣
私は足に微かなオーラを集中させて、走って来るボドロさんに回し蹴りを食らわせた。
ボドロ｢ガハ…ッ！｣
その後、ボドロさんは負けを宣言し、第2試合は私の勝利となった。
第3試合、クラピカさん対ヒソカさん。
2人はしばらく戦った後、ヒソカがクラピカさんに何かを囁き、その直後ヒソカが負けを宣言した。
第4試合、ハンゾーさん対ポックルさん。
ゴンくんの時と同じような体勢になり、ポックルさんがあっさりと負けを認めた。
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作者名：風鈴草 | 作成日時：2021年4月9日 3時
