26たぬ(過去) ページ28
キヨside
「お兄ちゃん…」
キ「ん？」
「私ってさ、ずるいよね」
キ「何が？」
「私は…有名実況者の妹っていうのだけでもすごいことなのに、お兄ちゃん関連で有名歌い手さんたちとも友達になって…そのうちの一人の渉とつきあって……私ってさずるいよね」
キ「そんなことないだろ」
「渉たちに会いたいファンなんてたくさんいるんだよ…みんな渉たちに会うためにお金ためてチケットとってライブに来て…なのに私は、お兄ちゃんがいるから…お兄ちゃんのおかげで友達になれた。でもさ、私はみんなと違って何か取り柄があるわけじゃない。ただの一般人…ただの妹。それなのに…」
キ「馬鹿かお前は」
「えっ」
キ「…いいか、俺とお前は義理でも何でもない本当の兄妹なんだ。同じ場所で育って遊んで喋って…。
まあ確かに家庭で色々あって一時期離れた時期もあったけどそれでも俺からしたらAはただの妹なんかじゃない。最高に可愛い自慢の妹だ。俺が有名になったのだってたまたまはじめてみた実況が受けただけ。それに実況してない時以外は俺だってただの一般人。お前の兄でしかないんだ…。昔からお前は深く考えすぎ。あとさ、うらたくんたちだって、活動していない時は一般人なんだぞ。それに友達付き合いに文句言うやついるか？あとな、誰が有名人は有名人と付き合わなきゃいけねぇって言った？誰も言ってねぇだろ。…Aには、うらたくんの隣にいて、幸せにしてあげる笑顔があんだろ。
だからよ…もっと自信持てよな」
「お兄ちゃん……」
すると、ピンポーン
キ「お、来たかな？ちょっと待ってろよ」
お兄ちゃんが連れてきた人は…
う「Aっ」
「渉…なんで、月ラジは？」
う「今日は俺はお休みにした。キヨくんから事前に連絡もらって来ちゃった」
「い、いいのに…」
う「いいの、俺が勝手に来たんだし…それに、彼氏なんだから頼ってよ」
キ「んじゃ、あとよろしく」
う「ありがとう」
お兄ちゃんは私の部屋から出ていった
「渉……その…」
う「A、おいで」
渉が手を広げたので私は思いっきり抱きついた
「ごめん…ごめんなさい」
う「ううん…俺こそごめんね」
「渉……私の話聞いてくれる？」
う「もちろん」
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ふらわぁ♪(プロフ) - *綿狸*さん» コメントありがとうございます(*ﾟvﾟ*)面白いならよかったです｡(´；ω；｀)はい！更新頑張りますね！ (2018年5月3日 20時) (
レス) id: 18cfb6d6a6 (このIDを非表示/違反報告)
*綿狸* - 切ない.....。けど、すごく面白かったです！！！更新頑張ってください！！応援してるです！！！ (2018年5月3日 13時) (レス) id: 84bd4d9197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらわぁ♪ | 作成日時：2018年4月10日 19時
