あなたの背中を追いかけて【うらたぬき】

11たぬ(過去) ページ13

キヨside あの日から1年…(A高校2年生)









「お兄ちゃん出かけてくるね！」









キ「ん？またうらたくんと遊ぶのか？」









「うん！今日は遊園地に行くんだよ」









キ「そうかそうか。…てかお前らは彼カノかよwww」









「渉はお兄ちゃんみたいな感じ！」









キ「俺とどっちがいい？」









「渉！行ってくるねー！」









キ「えぇ…お、おう」









Aはうらたくんと知り合ってからすごく仲がいい









今みたいにしょっちゅう遊びに行っている









Aより、8つも歳上のうらたくん









そりゃこんなに離れてたらAからしたらうらたくんのことお兄ちゃんにしかみえないんだろう









だけどな、俺知ってんだよ…









この前疲れて寝たAをおぶって家に来たうらたくんが寝室にAを運んで出る時にさ









う『…年齢差さえなかったらな』









そうぼそっと言ったの聞こえたんだよ









この言葉でさ、俺は









うらたくんがAのこと一人の女の子として好きになったんだなって分かったんだよ









でもうらたくんはAが未成年っていうのであいつの前でそういう感情は抑えてんじゃないかって思う









でも俺からしたら……









恋愛に歳は関係ないと思うし、お互いが想いあっていればそれでいいんじゃねぇかって思う









え？なんでこんなこと言うかって？









そりゃあ、きっと…多分だけどAもうらたくんのことが好きだから？かな…









まあ、あいつは気づいてないと思うけどな









そういうことであいつらは両片想い？みたいな感じなんだ









だから…頑張れよお2人さん








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なんだこの回( ˙꒳˙ )

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