145 コンクリート育ち！？ ページ11
『…………は？"やせた土地では､立派な実は実らない"…？』
日向｢そう！だから、青城に行った大王様がバカだって言ったんだよ！｣
帰りに聞いた信じられない発言に、私の眉間にシワがよる。
今は解散がかかり、1年生ズと帰っている。
ちなみに少し前には、3年生が歩いている。
道に迷った日向と影山が出会ったのが、若利さんで、若利さんが及川さんらのことをバカにした…見下した発言をしたらしい。
……天然だと思っていたが…そこまで無神経だとは。
私はカバンの中から携帯を取りだし、とある人物に電話をする。
月島｢……何、誰に電話かけてるの？｣
『…そりゃ……………あ、出た』
《何だ》
『何だじゃないです…及川さん馬鹿にして…及川さんが痩せた土地やったら
日向｢……え、もしかして｣
山口｢もしかしてすぎるよ、これ｣
谷地｢……へ？どういうこと？？もしかしてって？？｣
牛島《…ヒナタショウヨウは、コンクリートだと言ってい》
『はぁぁぁ！？コンクリート！？』
牛島《………話を聞け》
影山｢…………おい、まさかその電話の相手って｣
月島｢まさかどころか絶対デショ｣
『若利さん？少し…いや、かなり天然なところがあるのは知ってますけど、そういうこと入っちゃダメだと思います。…日向がバカだったから大事にはなりませんでしたけど、気性の荒い人とかだったら喧嘩になるんですよ！？わかってます！？』
牛島《いや、俺は別にそんなつもりはない。事実を述べただけで》
『そういう自覚ないのが駄目なんですってば』
牛島《？それより明日はうちと烏野だな。まぁ俺が勝つ》
『…………いえ、烏野が勝ちます』
電話を切り、カバンに携帯を戻して顔を上げて驚く。
日向と仁花、そして山口が目をうるうるとしているのだ。
影山、月島は、どこか冷めた目をしている。
『…え、何』
日向｢あのウシワカに烏野が勝ちますって！！おれ、感動した！！｣
山口｢いや、本当に！！｣
谷地｢ウシワカって、すごい高校生なんですよね！？そんな人と知り合いだなんてすごい！！｣
『…ぅえ！？何それ、いや、別にその』
月島｢………気に食わない｣
山口｢え、あ、ツッキー！！｣
スタスタと歩いていく月島。
影山は1人で黙って歩いていってしまった。
………なんだアイツら。
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ひよ(プロフ) - 最高でした､､､！番外編見てて幸せでした､､､！！！ (9月24日 21時) (
レス) @page36 id: 477ea6ec3d (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - 凄くいい作品でした！こう・・・胸の辺りがぐわぁって熱くなるのがわかりました！素晴らしい作品を書いて頂きありがとうございます！これからも応援してます！頑張ってください！ (2020年10月25日 23時) (レス) id: be82674743 (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - Latteさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけていたようで何よりです笑笑ありがとうございました(≧∇≦)/ (2020年7月17日 22時) (レス) id: 45bc59818c (このIDを非表示/違反報告)
Latte(プロフ) - 毎日の楽しみでした！ホントに面白いし、ストーリー性も好きです。素晴らしい作品をありがとうございました (2020年7月17日 21時) (レス) id: 967dd88e76 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - リクエストに答えてくださりありがとうございまた！ (2020年7月17日 18時) (レス) id: 2e6c097ff9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiba
| 作成日時：2020年7月12日 11時
