検索窓
今日:2 hit、昨日:36 hit、合計:3,552 hit

さよならは音も立てずに ページ8

❤️

「A……?」

電話もLINEも。連絡手段の全てを使っても彼女の声が聞こえない。ある日突然音もなく目の前から姿を消してしまった彼女。

「なん、……なんで」
「っ、どこ行ったんだよ、アイツ……!」
「……はっ、……終わった、」


裏切られた気持ちと悲しいで、孤独が広がるキャンパスの上。





🩷

「じゃ、もういい」

彼女がその言葉を伝えた瞬間終幕の合図だと分かってしまった。言い合いの末、彼女が絞り出した言葉だったから。

「もういいって」
「別れよう、てるちゃん」
「────……!」


今まで楽しかった。ありがとう。
それだけの言葉を置いてキミは僕の元から旅立ってしまった。





🩵

「私たち、もうやって行けないと思う」

冷静な言葉で彼女がつけるそれに追いつけなかった。待ってとどうしてが一気に押し寄せる。

「な、……なんで、」
「……。もう、好きじゃないの。まひのこと」
「……、そ、そっか、」


僕じゃキミを幸せに出来なかった。
ただそれだけの事実が手に残った。






💛

「……っ」

彼女の瞳が愛らしさから敵意に変わる。干渉しすぎたせいなのか。独占欲が強かったのか。世界で1番大好きな人に嫌われてしまった。

「そういうの、うざい」
「うざいって俺はただ心配で……!」
「だからっ、そういうのがウザイって言ってんの……っ!」

キミに送る言葉が難しいよ、





💚

「しゆんって私の事好きじゃないでしょ?」

心の中身を勝手に決め付けられたような言葉に思わず反発してしまう。なんでそんな答えにたどり着くのか分からなかった。

「は?ナニ、急に」
「ずっと前から。好きじゃないでしょ」
「まって、なんでさ、」


額縁に収まらないほどの気持ちは彼女には届かない。

都合のいい夢ばかり→←ピントが合わない



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , KnightA , 騎士A
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

える - あ、大好きな予感… (3月18日 21時) (レス) @page1 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Stellar | 作成日時:2024年3月18日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。