検索窓
今日:3 hit、昨日:36 hit、合計:3,553 hit

熱で溶けそうな月 ページ4

❤️

「ははっ…、ん、かわいいな」

押し倒した彼女を見下ろしながら頬を撫でる。息が上がって、心臓が壊れそうなほど早く動く彼女が可愛くて壊してしまいそうだ。

「ばぁうく、」
「なに?もっと呼んで。呼ばれるのすきだから」
「ばぁうくん、すき」


この腕の中に閉じ込められたならどれだけ幸せなんだろう。





🩷

「大丈夫?痛く、ない?」

大切にしたいから。優しくしたいから、彼女に問いかける。昼間見るのとは違う大人な顔をする彼女にドキドキしていた。

「てるちゃんなら痛くても大丈夫だよ」
「それは嫌なんだよ」
「ふふ、意外と頑固だよね」


腕の中で笑う彼女をそっと閉じ込めてキスをした。





🩵

「綺麗……、すごく、きれい」

お互い初めてで。きっと上手とは言えないものだった。けれど愛が沢山降り注ぐそんなキスを重ねながら1枚1枚素肌に近づいていく。


「あ、んまり、見ないで?」
「え。なんで?……すごく綺麗だよ?」
「っ、恥ずかしいの」


ベッドの上でしか見せない彼女の顔が可愛くて困っちゃう。





💛

「もっとキスしよ」

それを合図により近く、深く重なり合う。相手を心配するよりももっと気持ちが届いて欲しいと先走ってしまっていたかもしれない。


「んっ……ぁ、そまちゃ」
「やば、……声、かわいい」
「ん……っ、なんでそんな余裕なの……っ」


君といる時に余裕だなんて思ったことないよ。





💚

「……、水飲む?」

ぐったりと疲れてしまっている彼女にキスを落としながら問いかければ「ぅん」と枯れた声が返ってきた。そんなワンシーンを愛らしい。

「声出てないじゃん」
「うるさ、」
「ん。待ってて。……ゆっくりしてていいから」


あやす様にしたキスは柔らかくて甘かった。

当たり前の隣→←愛しい香り



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , KnightA , 騎士A
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

える - あ、大好きな予感… (3月18日 21時) (レス) @page1 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Stellar | 作成日時:2024年3月18日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。