検索窓
今日:16 hit、昨日:3 hit、合計:10,402 hit

敵対視 ページ11

朋花side



は?



これしか思えない。




なんでA?



頭が混乱する。よく見ると、相川様の手には、メモ帳がある。



一気にホッとした。




それと同時にとてつもない嫉妬が生まれた。




なんで相川様達に来てもらっているのか。




なぜAの私物が相川様の手にあるのか。



しかも、まだAは来てない。



ここまでしてもらって、待たせる気か?



胸と頭がムカムカしていると、




誰かが、相川様にAの席を教えしていた。



真っ直ぐにAの席に向かう相川様と無表情の一ノ瀬様と、少し笑みがある天宮様もいる。



少しした後、Aの姿が、階段に見えた。1人だ。




そして、皆が注目する中、教室に入ってくる。



「あ、Aさん?」



一ノ瀬様が名前を呼ぶ。



この場にいる全員がAの方を向く。



いきなり名前を呼ばれたからか、Aは頭が動いてないように見える。



なんで??なんでAだけ名前呼ばれてるの?




ウザイ。ウザイ、ウザイ。



「無視ですか?」



そうだよ。なんで無視してんの?



『…なんですか?』



なんで会話してんの?は?ウザイ。



「これさ、Aさんのメモ帳だよね」



そう言って相川様はメモ帳を見せた。



Aは一瞬目を見開いたが、すぐに冷静を装っていた。



「歩く騒音ボックスな御三方」


『え』


メモ帳に書いてあるであろうことを天宮様が言う。



ほぼ悪口なことだ。OUTだろう。



意識が高い御三方なことだ。


きっとお怒りに決まってる。


しかも、全員の前で言われたんだ。



これからずっと皆から嫌われるのは確定だ。




こんなことを思って少し、気持ちを落ち着かせた。



「ねえねえ」


有栖がすごく小さな声で問い掛けてくる。




「あの子ってさ、朋花が昨日一緒に来てた子じゃない?」




ひやっとした。まさか私もハブられるの?




「いや、たまたま同じ中学だっただけだし、そんな接点ないから」




少し喋り過ぎただろうか




有栖は「ふーん」と言った。




納得してくれたかはわからないけど、興味無さそうだからいっか。




結局Aの席の隣の男子がAを助けた。



余計なことをするなよ。



そう思いながら、Aを睨み、後ろから笑い声を聞いた。

波乱万丈→←いきなりかよ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.3/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
設定タグ:まふまふ , 歌い手 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 私は待ってますよ!! (2020年12月14日 0時) (レス) id: f6b1fd4935 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きは出さないんですか?? (2020年12月14日 0時) (レス) id: f6b1fd4935 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 最高です!! 続き待ってます! (2019年11月20日 23時) (レス) id: 5cebca09c0 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみにしてます!本当に大好きです!! (2019年8月17日 13時) (レス) id: 91adf27aab (このIDを非表示/違反報告)
Re(あーる)(プロフ) - あぁ〜!めっちゃ好きです!続き楽しみにしてます! (2019年8月9日 22時) (レス) id: e1df8226ec (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ほのぴん。 x他1人 | 作成日時:2019年3月30日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。