オンライン！の世界に突入！

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陽子｢あたしさ……舞ちゃんと､
　 Aちゃんと一緒で良かった｡
　 1人だけでスタートしてたら
　 心細くて何もできなかったかも……｣

舞｢陽子さん……それは私も同じだよ｣

A｢私も！2人と一緒で良かった！｣

陽子｢へへっ､そう言ってもらえると嬉しいよ｡
　 3人でいるから､怖さが半減している気がするね｣

A｢舞ちゃん､陽子ちゃん頑張ろうね！
　 私も頑張るから！じゃあ私部屋の右側調べるよ｡
　 舞ちゃんは右側､陽子ちゃんは真ん中を調べて！｣

舞｢こういうところは翼君に似てるよね！｣

A｢そうかな？｣

陽子｢そうだよ〜！｣

A｢……まぁいいや！早く調べよ！｣

杉浦『くそっ､さっそく出てきやがったか！』

杉浦さんの声が聞こえて、私はスクリーンに目を向ける｡
するとマジシャンのような恰好をした
フロアボスがトランプを投げつけ､みんなを攻撃していた。
これが邪魔ジシャン....。
ボスの背丈は私たちと変わらない。
杉浦さんが邪魔ジシャンを拳で殴りつけている｡
だがスクリーン上の結果ではダメージが10程度。
邪魔ジシャンは最大体力が
12000もあってこんなのじゃ全然勝ち目がない｡

杉浦『くそっ､何だよ､こいつは！」

杉浦さんはブンッと邪魔ジシャンを投げ飛ばす｡

邪魔ジシャン
『うひゃひゃひゃひゃ､無駄ですよ｡
　私は通常攻撃で倒せるほど弱くありませんよ』

そう言うと邪魔ジシャンは
シルクハットを取り、その中から
カードを次々と取り出しまた投げ始めた。
朝霧さんは眠っている舞ちゃんを
おんぶして必死に逃げている。
増田さんも陽子さんめがけて
放たれるトランプのカードを
自分自身を犠牲にして受け止めていた。
翼も私の前に立って増田さん同様に
自分自身を犠牲にして守ってくれていた。
このままじゃ皆がやられちゃう！

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八城　舞

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