5st Life ページ5
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初めは驚きで声も出なかった。
いきなり、真っ黒なリムジンが止まったかと思えば、
そこから出て来たのはまさかの美男美女。
徹も一も声は未だに声を出ずに目を見開いている。
なに この子たち……
お人形さんみたいに真っ白な肌。
パッチリとした大きな瞳。
薄い唇。
小さな鼻。
同じ制服のはずなのに全然違うかのよう。
誰もが認める美少女。
さっきから自分たちを褒めるかのような発言も、
一切否定できなかった。
それぐらいの美少女。
こんなに可愛い子が現実にいることが信じられない。
クラス一可愛かった女の子とは、比べ物にならないほどだった。
あの人たちが去ってから、周りがまた一段とうるさくなった。
及「あの子たち可愛くない!?
うちの部に欲しいなぁ……」
岩「どう見たって金持ちだろ?
親が許すか?過保護っぽかったし」
「んー、いいんじゃない?」
私の言葉に二人は目を合わせて驚いた。
まぁ、気持ちは分かる。
だって、前に私はある悪女を追い出したばっかなんだもん。
「やってみるだけいいんじゃない?」
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作者名:希空 | 作成日時:2018年10月7日 15時