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騒がしい夕食後の洗い物も終わり、あとはビブス洗濯をして終わり。
洗濯所ちょっと遠くて怖いんだよなあ。
まあ、行くけど…
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部屋に戻ったら友達から連絡が来てて、結局洗濯所に来るのが30分くらい押してしまった。
「う…はやく…」
薄暗くて肌寒い空気と洗濯機の回る音が相まって、どうにも私の苦手な感じだ。
普段は明るくて怖いもんなし！みたいなキャラなのに、
本当はかなり怖がりで卑屈って、
なんていうか、皆には見せたくない姿だ。
そんな先輩かっこ悪いじゃん。
待ってる時間が手持ち無沙汰で、携帯のあかりを点けたり消したりしながらグルグルと洗濯所内を歩いていた。
そんな時間が10分程経った時、
足音が聞こえた。
ぞわ、と寒気がたつ。
その足音は徐々に近づいて、
影がみえて、
その手には、無数の凶器…
「う、嘘でしょ…殺さないでーーーーーー！」
体を丸めて背を向けながら、スマホのライトを思いっきりあてた。
「眩し…ちょ、A落ち着いて、」
その声は音駒の菩薩のもので、
「…………あ……海…」
眩しそうに目を細めながら、両手にペットボトルを持った海が手を伸ばしてきた。
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作者名：すうぎ | 作成日時：2020年3月27日 3時
