96 訃 ページ9
一方その頃…
ーー銀時sideーー
迫「うーん中々見つかりませんね…」
依頼人、迫田茨を含めた俺たち三人は町でその男の目撃情報を探っていた
神「そんな特徴的な男なんか直ぐに見つかると思ってたアル…」
ていうか神楽はAの金色の目も見た事ある訳だし、少しの期間だが銀髪だったのになんにも疑わないのは逆にすごい
まあ普段金色の目になる事が少ないし、神楽もそんなに気にしていないのかもしれないが…
すると、迫田が見覚えのある鹿の天人に話しかけた
迫「あのっ、すみません…
目が金色で、髪が銀髪の男を見てませんか?」
鹿「え?」
銀「え」
やばいやばいやばいヤヴァイ!!
鹿「ああその特徴を持ち合わせた男なら知ってるよ…!
そいつ、この間…ってアレ、お前…?」
鹿がマジマジと俺の顔を見る
鹿「その男と一緒にいた…」
迫「え?」
バレるゥウ!!
咄嗟に精一杯顎を出す
銀「なんでしゅか」
鹿「…いや気のせいか…」
…さすがだ、アン○ニオ!!!
助かったァ!
危なかったァア!!
神「銀ちゃん…何顎出してるアルか」
迫「やっぱりもう江戸を出てしまったのでしょうか…」
銀「しょの
鹿「いや、ソイツなら…」
言いかけた鹿を、前を歩いていた鹿が「おい!何してる!早く来い馬鹿!」といって急かし、特に有力な情報は落とさず走っていってしまった
よし、いいぞ、このまま何も見つからないでしまえ←
迫「あっ、あっちの人にも聞いてきます!」
迫田が走っていく
例えばその男の犯人が別にいたとして、だ
Aは万事屋に住むにあたってここら一帯にはよく来ているし、それならば目撃情報が犯人という訳じゃなく、Aの場合が多いだろう
そうなれば、Aは濡れ衣で…
そう考えた時、迫田が俺たちを呼ぶ声がする
神「…銀ちゃん、さっきから変ネ。
何か考え事アルか?」
銀「え、ああ大丈夫大丈夫!!」
迫「目撃情報がありました!!
ついさっき!あっちの港の方で!」
銀「え、マジか」
神「やったアルな!!」
よし、Aは万事屋に居るはずだし、本物の犯人の目撃情報かもしれない!
銀「あっちの港って言ったら、今は無人の貿易港だな…」
迫「行きましょう
万事屋さん!神楽ちゃん!」
ずんずん歩いていく神楽と迫田について俺も歩いた
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そこはかとなく(プロフ) - 梍鵺さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2020年2月2日 19時) (レス) id: 650875736d (このIDを非表示/違反報告)
梍鵺(プロフ) - 夢主かわゆす……応援してます!更新、楽しみに待ってます! (2019年10月11日 14時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - 暁月楓さん» ありがとうございます!がんばります(笑) (2019年6月9日 14時) (レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - ゆっくり待ってます〜!楽しみぃ〜! (2019年5月25日 16時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - 暁月楓さん» ありがとうございます!!頑張ります(><) (2019年5月21日 17時) (レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そこはかとなく | 作成日時:2019年2月23日 0時