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93 鼻 ページ6

貴「たでーまー」



靴を脱ぎながら部屋へ入る



貴「う、なんか気持ち悪…
なんでだ…?」



原因不明の不快感を抑えながら居間に続く扉を開けようとしたその時


タシーンッとふすまが開いて手に味噌汁を持った新八が現れる



新「おおおおかえりなさい!!Aさん!
早かったんですね!!」


貴「…お、おう」


訳が分からず買い物袋を持ったまま新八の前に立ち尽くす。


新「お味噌汁あたためなおしちゃいますね!!
ってあー!手が滑ったァァァアア!!!」



ビシャっと俺の頭に若干ぬるい味噌汁が思いっきりかかる



貴「…え、何?新手のいじめ?」

新「そんなことないっすよ!
あーでもお味噌汁被っちゃったからお風呂行かないと!ね!?
あ、買い物ありがとうございましたァァ!!」


と、買い物袋をぶんどられ無理やり風呂場に押し込まれる



貴「え、マジで何?おいっ!」



ドンドンと扉を叩くが開かない

新八こういう時は力強いな!?
なんなのほんと!!!





銀「いってきまーす!!!」
神「Aお昼ご飯ゆっくり噛んで食べてネ!」
迫「お、お邪魔しました!」



え、なに?
行ってらっしゃいっていえばいいの?


それともホントにいじめなの?

まあどうでもいいかァ←



まあ味噌汁被ったので大人しく風呂に入り、綺麗な状態で新八のいるであろう台所へ向かった




貴「おいさっきのなんだったの」

新「ご飯温めたので食べちゃってください!」



目も合わされずに告げられる


…なんかさっきから俺の嫌いな匂いすんだよな



貴「新八ィ、怪我してねえよな?」

新「え?してませんけど…」

貴「指切って血が出たとか…」

新「してませんよ、ホラ」


手を広げて見せられる


貴「銀時達も?」

新「多分」





貴「フーン」



気のせいか



居間にはいつも通りご飯が置いてあり、そちらへ向かう





う゛っ!?



机とソファーに近付くにつれて気分が悪くなる



貴「おぇ…、窓…」





強烈な匂いにグラッと目眩がして壁の寄りかかる





この匂いは…



俺の嫌いな









血の匂い

94 危→←92 色



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そこはかとなく(プロフ) - 梍鵺さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2020年2月2日 19時) (レス) id: 650875736d (このIDを非表示/違反報告)
梍鵺(プロフ) - 夢主かわゆす……応援してます!更新、楽しみに待ってます! (2019年10月11日 14時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - 暁月楓さん» ありがとうございます!がんばります(笑) (2019年6月9日 14時) (レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - ゆっくり待ってます〜!楽しみぃ〜! (2019年5月25日 16時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - 暁月楓さん» ありがとうございます!!頑張ります(><) (2019年5月21日 17時) (レス) id: ff8572e766 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そこはかとなく | 作成日時:2019年2月23日 0時

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