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5話 ページ7

Aはとある倉庫に着いた
入口付近に誰にもバレないように身を潜める


優はその倉庫から少し離れた場所でライフルを構えていた
Aは優に電話をかけ

『優…配置に着いた?』

優「着きましたっす!」

『そう、じゃあ明美が来たらお願いね』

優「了解っす」

そして倉庫の入口付近に赤い車が止まる
その中からは明美が


明美は倉庫の中に入り言う

明美「どこにいるの?出てきなさい!」

「ご苦労だったな
広田雅美」

声がした方を見るとそこにはジンとウォッカが

ジン「いや…宮野明美」

明美「ひとつ聞いていいかしら
あの二人をなぜ殺したの?」

ジン「ふっ…それが俺たちのやり方なんでね
さぁ金を渡してもらおうか」

明美「ここにはないわ
ある所に預けてあるから」

その言葉にウォッカが怒る

ウォッカ「なにぃっ!?」

明美「その前に妹よ!
妹連れてきなさい
約束したはずよ?この仕事が終わったら私と妹を組織から抜けさせてくれるって!」

ジン「ふっ…そいつは出来ねぇそうだんだ」

ジンとウォッカは明美に近づく

ジン「やつは組織の中でも有数な頭脳だからな
妹はお前と違って組織に必要な人間なんだよ」

明美「じゃあ貴方達最初から!」

やっぱり…

Aはジンと明美の会話を聞きそう思った

ジンは明美に拳銃を向け

ジン「さぁ最後のチャンスだ
金のありかをいえ」

明美もジン拳銃を向ける

明美「甘いわね私を殺せば永遠に分からなくなるわよ」

ジン「甘いのはお前の方だ
コインロッカーの鍵を持ってることくらい分かってる

それに…言っただろう
最後のチャンスだと」

『優!今よ!!』


その瞬間1発の銃声が倉庫に響く


撃たれたの明美……ではなくジンの腕だった

ジン「ぐっ…!?」

ウォッカ「あ、兄貴!」

Aはその瞬間直ぐにジン達に声をかける

『狙撃ね…』

ジン「ギムレット…
てめぇ何しにきやがった」

『明美から聞いたのよここの場所

それで?どういうつもり?』

ジン「ふんっ、てめぇには関係ねぇ事だ」

『関係ない?冗談はやめてよ
明美と仲良いとあなた知ってるでしょ?』

ジン「さっきの狙撃誰だ」

『あら、私が知ってると思った?
もしかしたらあの男かもね』

ジン「ならやはりこいつは殺しておかねぇとな
疑わしきは罰せよそれが俺の流儀だ

ウォッカ…」

ジンがウォッカの名前を呼ぶと

ウォッカ拳銃を取り出し

『!!』

バンッ!!!

倉庫内にまた銃声が響く


撃たれたのはAだった

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作者名:のりーー | 作成日時:2020年5月12日 0時

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