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オッパと飲みに行ったら寝ちゃって、迎えにきてくれたチャニと二人で朝までお喋りした、なんてぶーちゃんに知れたら大変なことになる。
下手したらチャニまで怒られるだろう。いや、絶対怒られる。
「それで、ジョンハニヒョンと二人で飲んだあと何かあったの?それともその途中?」
しかし、ぶーちゃんはそんな心も読めてしまうのか、容赦なく質問してきた。
「……別に何も無かったよ」
私がお茶を飲みながら言ってもぶーちゃんは下から睨んでくるばかり。その顔ちょっと可愛くて笑えてくるからやめて欲しい。
「あのね、もうこの際言わなくても言っても怒るから吐いちゃいな!」
そんなお母さんみたいな一言に、ボノニが少し口角を上げた。ぶーちゃんはさながら私の母親だ。
高校で仲良くなってから彼はいつもそうだ。私が隠し事をしてもこうやって言いくるめてくる。
「いや、その、」
「………」
「えと、あの、全然、わざととかじゃないんだけど」
ぼそり、ぼそりと昨日あったことを話すと、段々と無表情だったぶーちゃんの顔が『イライラ』へと変化していく。
「A、それはチャニが可哀想だよ」
真実を話終わったあと、口を開いたのは意外にもボノニだった。
「本当、あいつもあいつで……」
ぶーちゃんはぶーちゃんで、チャニのことを考えて頭を抱えている。
「…やっぱりそうだよね」
学食を食べながら曖昧に頷くと、ボノニがこちらを見てくる。
「もし俺がチャニなら、大切な先輩であっても、触れたいと思うし、寂しくなるな」
「………そっかぁぁぁ………」
ため息混じりに答えると、ボノニがそんな私を慰めるように続けてくれた。
「でも、チャニは逆にチャンスだと思ってるのかもね」
「へ、」
ちゃ、チャンス?
チャンスって……何の?
ボノニの言葉にぶーちゃんも頭を上げた。
「あいつ、健気で真っ直ぐだもんね」
「本当、Aには勿体ないよ……冗談だけど」
途中から2人の会話についていけない。ポカン、としていると、そんな私を置いて2人は昼食を再開したのだった。
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夏目(プロフ) - 葵さん» 楽しんでくださりありがとうございます!ディノちゃんの小説が少なかったので自給自足しました(笑)最後のラブラブのために書いた小説なので、番外編ではもっとラブラブを書こうと考えております。お気遣いいただきありがとうございます! (2020年9月20日 9時) (レス) id: e14acee8c3 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - mocoさん» 一気に読んでくださりありがとうございます!!とにかくディノくんのカッコ良さにこだわって書いたのでそう仰っていただけて嬉しいです!こちらこそご愛読ありがとうございました!! (2020年9月20日 9時) (レス) id: e14acee8c3 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - でぃのちゃんの小説少なかったのでとても嬉しかったです!最後ラブラブしてくれて、ニヤニヤが止まりませんでした(笑)お話も凄く読みやすかったです!番外編もあるなんて、感謝でしかありません。ゆっくりで構いませんので、良ければ番外編もよろしくお願いします! (2020年9月20日 1時) (レス) id: 1b7ff15c1b (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - チャニがカッコ良くてキュンキュンしながら一気に読みました。とても気に入りました。良い小説をありがとうございました!! (2020年9月19日 22時) (レス) id: b8fe820ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏目 | 作成日時:2020年9月14日 22時