私立ヘタリア学園〜イギリスとの恋物語〜part３

１３１話　「ちょっと待て、」 ページ48

日本「A〜っ」
A「っ、！」

その声を聞いた瞬間、反射的に私は走り出した。

日本「どうして逃げるのですかA！」
A「次は何の衣装！？チャイナ？メイド？執事？なんにしたって着ないけどね！！」
日本「そんなこと言わないでください！Aのために作ってるんですよ！？」

A「あれ、これクラスの出し物だよね！？」
日本「そうだった気がします！しかし！皆さんのものは他の方が作っていますので！」
A「なにそれえええええ」

そんな逃げる私とそれを追う日本を見ている人がふたり。

イギリス「･････なんかフクザツ」
フランス「ん〜？あぁ、日本がAを追いかけてることか？(2424」
イギリス「･･まぁな･･･」

フランス「Aが捕まれば可愛い衣装が見れる！だが、Aが(友達とは言え)他の男に
捕まるのはどうも嫌だ！俺は･･･どうすればいいんだ！？」
イギリス「俺の心の内を代弁するのはやめろ」
フランス「否定はしないんだなｗ」

イギリス「ああ」
フランス「開き直ってやがる」

本日も捕まりました。

A「あぅあぅ･･」
日本「ハイッこれ着てください(ｷﾗｷﾗ」
A「えぇー･･なによ･･･」

【スクール水着】

A「っ無理ぃぃぃぃいい！！」

▼ A は 脱兎のごとく走り出した！

日本「わーっ間違えました！間違いですから戻ってきてください！」
A「スク水なんていやぁああ！」
日本「あぁ、聞こえてないようだ･･･イギリスさんなんとかしてください」
イギリス「俺が？･･仕方ねぇな」

私は走って走って走って････

イギリス「待てA！」
A「･･･え？イギリスの声？」

後ろから、ぎゅっと抱きしめられた。

イギリス「･･･捕まえた」
A「！！？///」
イギリス「俺･･･Aのコスプレ見たいんだけど･･･」

･･･ちょっと待て、スク水ですよ？

日本「ありがとうございますイギリスさん！」
A「だがスク水は嫌！」
日本「間違えてました。こっちです」

【シスター】

A「あぁ･･･スク水よりは」
日本「お願いしますね(にこ」
A「わかりましたよ･･･」


＊後日＊
日本「今回はシスターコスのAです。一枚300円(黒笑」
男子「Aのご加護を受けたい！」

学園裏販売ルートで売られました。
この資金は次回衣装の作製費と生徒会資金になります(笑)

１３２話　衣装合わせ→←１３０話　百均にて

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す