32.正門前 ページ40
ーーーー現在時刻13:40
「少尉、少し正門の外を見て来る。あとは頼んだ」
シュ)「了解しました」
私は外で何も無いか確認しに行った。
しかし……
「何をやってるんだ。あいつらは…」
何もないわけはなく、一郎と左馬刻、乱数と寂雷が揉めていた。
「ヒプノシスマイクまで起動して…関わらん方がいいな。高みの見物と行こう」
すると奥から無花果とその部下達が止めに行った。
「予定時刻を過ぎたな。仕方ない。行くか」
私は4チームを催促しに行ったのだが
無)「東雲少佐、なぜ止めなかった。」
こっちにお鉢が回ってきた
「小官が入るまでもないと思いまして、ここで殺し合うような馬鹿どもでは無いでしょう。まぁ感情の起伏は激しいですが、所詮は子供の喧嘩程度。わざわざ出る必要も無い」
無)「貴様、調子に乗るなよ、詮索するより行動をしろ」
「では、我々は本国に戻らせていただきましょうか?そうなってしまって困るのは貴方がたですよ?」
少しムカついた
無)「っ……」
「我々に権力は通用しない。何故なら我々には力があるからだ。そこを履き違えるなよ、無花果」
少し睨みながら無花果にこれは忠告だと付け加えた。
無)「ふん。相変わらず口の回るヤツだな」
そう吐き捨てて無花果は戻って行った。
私は4チームの方を見て呆れた顔をしながら
「全く、お前らのせいでとんだとばっちりを受けたぞ。はぁー…予定時刻を過ぎている急げ」
私はそのまま踵を返して戻って行った
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人間です - 面白い、好き、、、『甘い』ではなく『アハーンやウフーン』というところも (2020年12月6日 14時) (レス) id: 836661e0c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星鳴 | 作成日時:2019年8月24日 17時