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どこかおかしいイルミと一緒に扉をくぐると、そこには既にヒソカがいてお得意のトランプタワーを作っていた。
「へぇー二人一緒だったんだ」
ニヤっとして面白そうに言うヒソカにイルミはなにも言わない。
「偶然だよ、じゃ」
2人から離れて、壁に寄りかかり仮眠を取る。
最後に見えたのは、ババ抜きをしてるヒソカとイルミだった。
パッと目を覚ますと、周りには三次試験のクリア者が何人か集まっていた。
あとどれくらいで終わるのだろうか…
それからは、ただただ退屈な時間を過ごし、やっと残り時間5分になってた。
「ゴンくん達はいないのか…」
何故か少し気になってしまう。
もう終わるだろうという時に、一つの扉から物凄い音がした直後、即席トロッコのようなもので到着した一同。
その出来事に内心驚く。
三次試験が終わり、タワーから出るとそこには試験官がいた。
これから船で四次試験会場に向かうらしいが、その前に用意されたはこから、紙を引かなければならないみたいで、順番にそれを引く。
『198』
私が引いた紙にはそう書かれていた。
辺りを見渡しても、みんな自分のプレートを隠しているので誰が198番なのかはわからない。
四次試験のルールはシンプル。
引いた番号が自分のターゲット。
ターゲットと自分のプレートが各3点、その他のプレートが1点、一週間で6点集めれば合格。
こんなことなら、片っ端から名前集めてカルテに書いておけばよかった。
何て思うも時すでに遅し。
船に乗って目的地に向かう。
船から降りる順番は、トリックタワーを降りた順番…
ギタラクルと到着した私の番号の方が若いので、2番目、存外悪くない。
ヒソカが降りた1時間後に私も降りて森へと向かう。
「とりあえず、ターゲットが誰なのかを知らないと始まらないわね」
そう言いつつも、持参してきた手鏡をいくつか森に隠す。
これはあくまでも保険だ。
能力者じゃない相手に大人気ない事はしたくないが、ライセンスはどうしても必要…
1つ運が良かったのは、301番や44番がターゲットじゃない事…
でも、逆に私が2人のターゲットだったら…？
ヒソカは喜んで私を襲うだろう。
イルミは躊躇無く私を殺せるだろう。
とりあえず2人のターゲットが私出ない事を祈るのみ…
そう思いながら、私はせっせと自分のターゲットの正体を突き詰めるべく、森の中を探し回った。
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ねこ娘(プロフ) - あの無感情のイルミをそこまでキャラも崩さずに描けるの尊敬します、、、主人公もイルミも感情がないはずなのにちゃっかり恋しちゃってる？感じがなんとも、、、ついに旅団と関わっちゃうのかぁ！！続きがとても気になります。更新頑張ってください！！ (2020年3月20日 21時) (
レス) id: d91513b7f5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱすてらんど(プロフ) - あぁぁぁ胸きゅんする！！！ (2020年2月9日 18時) (レス) id: b348ed70ca (このIDを非表示/違反報告)
花ノ絵(プロフ) - ワイワイタヤコンさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年1月18日 11時) (レス) id: dcfd5de193 (このIDを非表示/違反報告)
花ノ絵(プロフ) - ありとあらゆる病原菌の自然宿主である黒猫さん» そう言ってもらえると嬉しいです！ (2020年1月18日 11時) (レス) id: dcfd5de193 (このIDを非表示/違反報告)
ワイワイタヤコン - 好きすぎて、読み返してる。 (2020年1月16日 1時) (レス) id: c66835a7d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花ノ絵 | 作成日時：2019年11月28日 23時
