彼は神の子 悪魔の子 7章

ほんとか？！なら仕方ないな！！ ページ10

ゴン) うん。
Aによく見てみろって言われたから、「凝」で見てみたら、俺にも見えたよ。

レオ) ギョウ？
キル) 念の1種だよ。
簡単に言うとものすごーく注意してみること。

A) キルアも見てみろよ。
キル) …本当だ。

レオ) ダメだ、俺には全然見えん。
ゴン) 「練」を磨けば見えるようになるよ。

キル) そうか…こんな方法があったか。(( え？
掘り出し物の探し方だよ！
どの分野で活躍している人間でも、ずば抜けた才能の持ち主は本人も知らずに念を使ってる場合が多いって、メガネニイサンが言ってただろ？
このナイフみたいに、オーラが漂ってる品物を見つけ出せば、それはすごい天才が作った可能性が高いってことだ。
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レオ) メガネニイサン…？(ﾎﾞｿｯ)
A) 多分、ゴン達に念を教えたやつのことだ(ﾎﾞｿｯ)
確か、名前はウ、ウイ…(( 覚えてねーのかよ…。。
俺はもうしばらく会ってないからなぁ…(汗)
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ゴン) そうか、その方法なら鑑定の知識がなくても埋もれた逸品を見つけることが出来るね！
それをもっとグレードの高いオークションにかけて高く売る！
名付けて、念でぼろもうけ大作戦！！

ゴンが自信満々にそう言い放つと、キルアとレオリオは苦笑いした。

A) おお！！大作戦、良いじゃないか！

レオ) …よし！じゃ、オレとAは伝言サイトの情報チェックを担当するぜ。
マジっぽいのがあったらケータイに連絡入れる。
A) えー？！俺も掘り出し物探したい！！
キル) だーめだ、お前は唯一旅団のやつらを生で見てんだからよ。
ゴン) あ、そっか。

Aは不服そうな顔でキルアを見る。

レオ) ほら、A、ホテルでなんか美味いもん食わせてやるからよ。(( ほんとか？！なら仕方ないな！！

3人) (扱いやすいなぁ…)

キル) じゃ、まぁ、俺たちは早速他の掘り出し物を探そうぜ！！

ゴン) それじゃ作戦開始！！ゴー！！
_
レオリオがパソコンを操作していると、ホテルにゴンから電話がかかってきた。

レオ) よォ、ゴンか、どうした？
"レオリオ、そっち、どう？"
こっちか？ダメだな今んとこ全部、偽情報(ガセネタ)だ。
なかには「オレが本人」だってタレ込みもあった、番号付き。一応かけたが小学生のイタズラだった。
んで、厄介なのがどこで見かけたか書いてこねーヤツなんだよな。
「完全極秘情報です！是非連絡を！！」みたいなやつな。最初は電話して確認してたけど全部ガセ！！
きりねーから伝言メッセージを「場所明記」に変更した。

もう1人はちょっと分からんがいたかもしれないし、いなかったかもしれない！→←俺はただ、このナイフだけオーラが出てたから、気になってゴンに伝えたんだ。

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