...必要、無い? ページ40
Aは迷っていた。
ゴンやキルア、クラピカ達を敵に回して幻影旅団につくかどうかを迷っていた。
クロロさえ現れなければ、俄然戻っていただろう。
しかし、Aの不安は当たり、クロロを前にして、それでも自分が迷うとは思わなかった。
A) (本来、クロロ側につくべきだ。いや、つきたかった。けど、今、ここにいるクロロは、果たして俺の好きな人なのか?
俺の好きなクロロなのか?
旅団に入れば、いつもみたく優しいクロロに戻ってくれるのか?)
Aは酷く冷たい視線を、家族のように慕っていたクロロに向けられて予想以上にショックを受けていた。
そんな中、ノブナガが、1人で座り込んでいるAの傍に近づいてくる。
ノブ) …なぁ、おい。
お前さえ旅団に入りてぇって言えば入れるってこった。入れよ。
俺と組もうぜ、A。
フィン) おー、見ろよ、フランクリン。
あのノブナガが熱心に口説いてやがるぜ。
フィンクスが近くで酒を飲んでいた、ウボォーギンに次いで体の大きい男に声をかける。
フラ) (ノブナガのやつ、相当入れ込んでるな。)
…相棒を失ったんだ。そっとしといてやれ。
A) …フッ いいぜ。(( !!
面白そうだし、暇つぶしにもなりそうだからな!
(…ゴン、キルア、ごめんな。
俺は、間違ってもクロロと敵対なんてしたくない。)
…だから、この拘束、早いとこ解いてくれ。
Aは驚いた顔をしているノブナガに頼む。
ノブ) …お、おお!!そうか!入るか!!
おい、フェイタン!!鍵もってこい!!
フェイ) チッ
ノブナガは嬉しそうに喜びながらそう叫ぶ。
パク) ノブナガ、嬉しそうね。
シズ) え?ほんとに入るんだ、あの子。
マチ) あんた、いんじゃない?って言ってたでしょ。
フェイタンが不服そうに鍵を持ってAに近寄るのをクロロが制止した。
クロ) …待て。
そいつを、旅団には入れない。(( なっ?!
団長命令だ。従え。
クロロのあまりにも横暴な態度に団員全員が驚く。
マチ) 団長、なんでそこまで(( 必要ない。
クロ) 奴は、蜘蛛に必要のない人間だからだ。
A) …必要、無い?
ノブ) んなこたねぇだろ!!
現に、こいつの強さは、俺が身をもって味わったし、保証するって言ってんだからよ!
パク) 二重尾行をしていた私達に気付かれずにその場を去れたのも、評価していいと思うわ。
シズ) 強さだけで言ったら、私も負けちゃいそー。
フィン) 何だよ、こりゃ?
どーしちまったんだ?団長。
痛てぇ、でも、足りねー!!→←(...俺は...どうしたら)
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シロ(プロフ) - 1章の字を間違えてました、すみません...。 (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 凜々子さん» 凜々子さん!!ありがとうございます!!一生から読み続けてくださり、その上嬉しいコメントも頂けて、感無量です!ちょっと本気で涙が出そうです!!私も私の作品に触れてくださっている読者さんが大好きです!!(迷惑だったらごめんなさい!) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
凜々子(プロフ) - 一章からずっと見続けてます!やっぱりとても面白いです!十星押しときました!これからも応援してます!めっっっちゃ好きです!(唐突の告白) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 132cc7b19e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シロ | 作成日時:2020年2月5日 23時