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(何か、変な言い方をする奴だな。) ページ37

A) …何の為に俺を(( おめーを団員にする為だ。

Aの言葉を遮って、ノブナガが口を挟んだ。

ノブ) ったく、大したやつだぜ。
まさか、腱を切ってくるとは思わなかった。

A) その割には、腕が上がるんだな。
もう二度と刀を持てなくしてやろうと思ったのによ。

ノブ) ハーッハッハッ!!
この状況でその度胸、やっぱお前はいいぜ!!
…なぁ、団長!良いだろ?
こいつの強さは俺が保証するぜ。

ノブナガがちょうど影になっている方に向かって、そう言い放つ。
そこには、石板が無造作に積み上がった上に、1人の人物が座っているようだ。

A) (…あいつが団長か。
くそ、影になってて、こっからじゃ顔まではよく見えねぇ。)

団長がノブナガの問に答える気配はない。
その代わりに、シャルナークが口を開いた。

シャル) とりあえず、団員にするかは置いといて。
せっかくAが起きたんだから、いくつか質問をさせてもらうよ。

A) その前に、これ、外してくれ。
体勢がキツいし、何より寒い。

Aはそう言って腕と脚の枷を見せつける。

フェイ) ダメに決まてるね。
お前、何するかわからないよ。

いつの間にか、Aの背後に立っていた妙なマスクをした小柄な男が、密かに立ち上がろうとしていたAの肩を押さえつけ、跪かせる。

フェイ) 少しでも妙な真似したら、殺す。(( あ゛?

Aとフェイタンは互いに睨み合う。
空気がピンッと張りつめる。

シャル) まぁまぁ。
Aが、俺たちに敵意が無いって分かれば外してあげるからさ。
その為にも質問には正直に答えてね!
まず1つ目。どうしてここに来たの?

Aの隣に1人の女性が立ち、フェイタンと交代してAの肩に手を置いた。

A) …?
えっと、ゴン達…俺の友達が捕まってたから。
助けに来た。

シャル) ノブナガが気に入ってた2人だね。
どうやってここが分かったの?
誰かに教えてもらった?

A) いや。匂いを辿った。
友達、体臭キツくなってたから。

マチ) 匂い…?本気で言ってるの?

マチはAの隣に立つパクノダに目線を送る。

パク) …ええ。私達が捕まえたところから、匂いだけでここまで辿り着いてるわね。

A) (何か、変な言い方をする奴だな。)

シャル) …それで、2人を逃がしてAはノブナガと戦ったんだ?

?) ノブナガもこんなヒョロいのにやられちまうなんてな!
ノブ) うるせぇ!
…本気出せば結果も変わったろうよ。
お互いな。

...え...?→←...ありがとう。



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設定タグ:HUNTER×HUNTER , 男主 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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シロ(プロフ) - 1章の字を間違えてました、すみません...。 (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 凜々子さん» 凜々子さん!!ありがとうございます!!一生から読み続けてくださり、その上嬉しいコメントも頂けて、感無量です!ちょっと本気で涙が出そうです!!私も私の作品に触れてくださっている読者さんが大好きです!!(迷惑だったらごめんなさい!) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
凜々子(プロフ) - 一章からずっと見続けてます!やっぱりとても面白いです!十星押しときました!これからも応援してます!めっっっちゃ好きです!(唐突の告白) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 132cc7b19e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シロ | 作成日時:2020年2月5日 23時

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