あの時も、ここで競売があるはずだったけど、幻影旅団に盗まれて... ページ16
Aは電話を切り、ため息をついた。
建物の窓から、キルアとゴンが尾行を続行するのが見えた。
A) …くそ、知らないからな。。(ボソッ)
Aは眉をしかめて、2人を見送り、そう呟いた。
A) あーくそ、イライラするっ!!
Aは携帯を取り出し、勢いのまま文を打ち込み、ゴンとキルアにメールを送信した。
_
キル) (…ゴンのやつ、Aに謝れって、今そんなことしてる場合じゃねーし。
てか、俺だけが悪いわけじゃないだろ。
って、ダメだ、切り替えねーと。
俺達2人でも、旅団を尾行出来るってあいつに教えてやるんだから。)
ブブッ (…?メール?)
"絶対死ぬなよ。死んだら許さねぇからな!!
キルアは絶対ぶん殴ってやるからな!!
生きて、帰ってこいよ!"
キル) …誰が殴られるか。(ボソッ)
(…死なねーよ。絶対成功させてみせる。
お前に認められてもらうためにも。
俺は、俺たちは、お前の隣に立ちたいんだよ。
A。)
_
Aは、迷っていた。
レオリオと合流するか否かを。
A) いやー、でもなー、絶対怒られそうだよなぁー。。「お前、1番年上だろ!」とかさぁ。。
でも、ゆーて4年しか変わんねーし!てか、歳関係ないし!あいつらが聞かなかったんだぜ?
…大丈夫かな、あいつら。。やっぱ見に行…いやいやいや!!それじゃあ、俺から謝りに行ってるようなもんだろ!
俺は、悪くない!!はず…!
んんんん、どーしよォー。。
そんな時、Aの携帯が鳴った。
Aは瞬時に電話を取る。
A) もしもし!!?
"…やぁ♡"
…何だ、ヒソカかよ。
Aは明らかにガッカリした様子で脱力して、近場のベンチに座り込む。
"誰だと思ったんだい?"
A) んー、別にー?何も心配することなんかねーけど?
…で?何の用だよ。
"クク 珍しく、ご機嫌斜めだね♦"
…いつも通りだ。
何も用ないならもう切るぞ。
"…今夜、空いてるかい?"
?
"この前言った催し❤今日なんだ♦"
…あー、そいや、そんなこと言ってたかも…。。
(忘れてた…。。)
"場所はセメタリービル♡
気分転換にもなると思うよ♣"
…何か、見れんの?
"うん♧きっとAも気に入るよ♪"
(…何だろう。気になるけど、ゴン達の方も…
いやいや。)
ん、分かった、多分、暇だし。
"了解♡"
_
A) セメタリービルって、この前シャルナークが呼んだとこと同じじゃんか。(ボソッ)
あの時も、ここで競売があるはずだったけど、幻影旅団に盗まれて…
...お前、幻影旅団、なんだろ?→←悪いな、後は2人で頑張れ。
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シロ(プロフ) - 1章の字を間違えてました、すみません...。 (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 凜々子さん» 凜々子さん!!ありがとうございます!!一生から読み続けてくださり、その上嬉しいコメントも頂けて、感無量です!ちょっと本気で涙が出そうです!!私も私の作品に触れてくださっている読者さんが大好きです!!(迷惑だったらごめんなさい!) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
凜々子(プロフ) - 一章からずっと見続けてます!やっぱりとても面白いです!十星押しときました!これからも応援してます!めっっっちゃ好きです!(唐突の告白) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 132cc7b19e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シロ | 作成日時:2020年2月5日 23時